『ライトハウス』公開記念特集上映が開催 『ウィッチ』『ミッドサマー』を期間限定上映

『ウィッチ』『ミッドサマー』が期間限定上映

 映画『ライトハウス』の公開を記念して、「『ライトハウス』公開直前! “光と影”のスリラー映画特集上映」が渋谷ホワイトシネクイントにて7月2日より期間限定で開催されることが決定した。

 

『ムーンライト』『ミッドサマー』など数々の話題作を生み出し続けているA24が製作を手がけた『ライトハウス』は、謎めいた孤島にやって来た“2人の灯台守”たちが、外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく、人間の極限状態を描いたホラー映画。

 ロバート・エガース監督がメガホンを取り、『バットマン』最新シリーズの主演にも決定したロバート・パティンソンとウィレム・デフォーがW主演を務める。

 今回の特集上映では、アリ・アスター監督作『ミッドサマー』と、サンダンス映画祭で監督賞を受賞したエガース監督のデビュー作『ウィッチ』の2作を上映する。

 アスター監督とエガース監督の出会いは、周りは関係者だらけで彼らの知り合いは誰もいなかった映画『ヘレディタリー/継承』のA24関係者向けの上映会。アスター監督は「上映後に映画を観たばかりの人たちの前に出ると、彼らはとても厳しい顔で私をズタボロに批評しようとしていた」と落ち込んでいたが、そんな中「エガースと奥さんが、前の方に座っていたのを覚えている。そして、エガースは私に親指を2本立ててくれて、とても温かい笑顔を見せてくれた。その場にいた人たちが、私はろくでなしで、価値のない映画を作ったと言いたそうな中で、私はエガースの笑顔を命綱として握りしめていたんだ」と回想し、エガース監督も『ヘレディタリー/継承』を「完全に圧倒された。とてもスマートな映画だと思ったし、感動した」と絶賛していた。

 その後『ライトハウス』の完成間近版を観たアスター監督は「とても気に入って、完成版を見るのが楽しみだ。でも、私が観たものはほとんど完成していると感じた。とても美しく、見事に仕上げられていて、本当に面白かった。私が大好きなハロルド・ピンターのことを考えさせられた。ハロルド・ピンターのように感じられる作品は、ほかには思いつかない。つまり、『召使』や『誰もいない国』『帰郷』のような作品は他にないということだが、この作品は完全に精神的なレベルで兄弟のような作品だと感じた。ピンターを彷彿とさせながらも、ピンターを含めた他の何者でもないことを感じさせてくれる。全くユニークな作品だと思う」と語った。

 なお、本特集上映では、来場者限定で製作された非売品ポストカードのプレゼントも実施される(限定数に達し次第配布終了)。

非売品ポストカード

■公開情報
「『ライトハウス』公開直前! “光と影”のスリラー映画特集上映」
渋谷ホワイトシネクイントにて7月2日(金)〜7月8日(木)まで開催
上映作品(※予定):
『ウィッチ』
(c)2015 Witch Movie,LLC.All Right Reserved.
『ミッドサマー』
(c)2015 Witch Movie,LLC.All Right Reserved.
料金:1200円均一(1作品につき)
チケット:各上映日の販売日は、通常の販売スケジュールに準じます。
タイムテーブルにつきましては、確定次第劇場公式サイトにてお知らせ。
渋谷ホワイトシネクイント公式サイト:https://www.cinequinto.com/white/
※上映日程は、今後の感染拡大状況に伴い、変更の可能性がございます。
※その他イベント上映の開催状況により、いずれかの日程は休映となる可能性もございます。

『ライトハウス』
7月9日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:ロバート・エガース
脚本:ロバート・エガース、マックス・エガース 
撮影:ジュリアン・ブラシュケ
出演:ウィレム・デフォー、ロバート・パティンソン
製作:A24
配給:トランスフォーマー
2019年/アメリカ/英語/スタンダード/モノクロ/109分/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈 /原題:The Lighthouse 
(c)2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:transformer.co.jp/m/thelighthouse/  
公式Twitter:@TheLighthouseJP

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