橋本愛、息を呑むような美しき花嫁姿 『青天を衝け』栄一と慶喜を取り巻く状況は対照的に

橋本愛、息を呑むような美しき花嫁姿 『青天を衝け』栄一と慶喜を取り巻く状況は対照的に

 大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)は、栄一(吉沢亮)と慶喜(草なぎ剛)という言わば2人の主人公の人生を対照的に、時に交わらせながら物語を描いている。子供時代から青年期へと成長を遂げた第2回の演出が最も象徴的であるが、第8回「栄一の祝言」については、栄一と千代(橋本愛)の祝言からのお祝いムードに対して、江戸では安政の大獄が始まるという、まるで光と闇のような描かれ方である。

 そして、第8回は「栄一の祝言」というタイトルではあるが、栄一パートが15分(20時~20時10分、20時37分~20時42分)、慶喜パートが24分(20時13分~20時37分)と江戸を中心とした物語構成となっている。そのメインを飾るのが、もはや自己紹介もなく当たり前に登場するようになった徳川家康(北大路欣也)が「茶歌ポン」という可愛らしいあだ名を私たち視聴者に教えてくれる井伊直弼(岸谷五朗)である。

 安政の大獄とは、直弼ら幕府が尊王攘夷派や、将軍後継者に慶喜を推す一派に対して加えた過酷な弾圧。家定(渡辺大知)の「水戸や越前を皆処分せよ。慶喜じゃ。頼む。わしの願いを叶えよ」という嫉妬心剥き出しの遺言を受け、直弼は人が変わったかのように斉昭(竹中直人)や松平慶永(要潤)、慶喜までをもその権力で押さえつけていく。円四郎(堤真一)や橋本左内(小池徹平)が言葉にしている通り、その姿は「赤鬼」。誰もが認める悪役の登場である。

 そして、幕府が大きな問題として抱えていた、将軍世継ぎ問題にも決着が。将軍に選ばれたのは正当な血筋である紀州藩主の慶福(磯村勇斗)。前回は朝ドラ『ひよっこ』(NHK総合)のキャストだった藤野涼子と和久井映見の共演が話題になったが、磯村勇斗もまたその一人。公式Twitterによれば、『青天を衝け』の現場には『ひよっこ』のスタッフも多く参加しており、至るところで磯村との再会が果たされていたのだとか。

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