関水渚、『アノニマス』で感じた香取慎吾の“ギャップ” SNSとの向き合い方は“前向きに”

関水渚に聞く、香取慎吾とSNS

 SNS誹謗中傷問題に焦点を当てたサスペンスドラマ『アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~』が、毎週月曜22時よりテレビ東京系にて放送中だ。5年ぶりの民放ドラマ出演となる香取慎吾が、社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、顔の見えない犯罪者=アノニマスと闘う“ワケあり捜査官”・万丞渉を演じている。

 そんな香取演じる万丞の相棒となる碓氷咲良を演じているのが、映画『町田くんの世界』(2019年)で女優デビュー後、映画では『カイジ ファイナルゲーム』(2020年)や『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年)、ドラマでは『4分間のマリーゴールド』(TBS系)、『知らなくていいコト』(日本テレビ系)、『キワドい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木』(TBS系)と話題作への出演が続く関水渚だ。そんな彼女に、「子供の頃から憧れていたスーパースター」だったという香取慎吾との共演や、自身のSNSとの向き合い方などについて話を聞いた。【インタビューの最後には、コメント動画&サイン入りチェキプレゼント企画あり】

「皆さんからたくさん刺激をもらっていて、とにかく毎日が楽しい」

ーー映画やドラマに大活躍中の関水さんですが、テレビ東京のドラマに出るのは今回が初となります。

関水渚(以下、関水):最初にお話を聞いたときは「やったー!」というぐらい、ものすごくうれしかったです。ご時世的にもお仕事があること自体がとてもありがたいですし、いろんな作品にどんどん携わらせていただけたらなと思っていたので。しかも、自分が子供の頃から憧れていた香取慎吾さんというスーパースターと一緒にお芝居ができるのもうれしかったです。指対メンバーの勝村(政信)さん、MEGUMIさん、清水(尋也)くんもみなさん素晴らしい役者さんなので、一緒にお芝居できるのがとても楽しみでしたし、実際撮影中のいま、とても楽しんでいます。

ーー香取さんにとって5年ぶりの民放ドラマということでも注目を浴びていますが、そんな香取さんにはどのような印象を抱いていましたか?

関水:出演されているドラマももちろん観ていたのですが、ちょうど最近、Amazonプライム・ビデオの『誰かが、見ている』を観て、すごく面白い作品だなと思っていたんです。香取さんが演じている舎人くんがすごくかわいらしくて、愛されキャラクターなんですけど、今回の『アノニマス』の万丞さんにはそのかわいらしさが1ミリもなくて(笑)。全然違う役でギャップがすごいので、本当に役の幅が広い方だなと思っています。

ーー万丞渉は香取さんのパブリックイメージとはほぼ正反対のような、物静かで周りに対して厳しい刑事です。

関水:香取さんご自身は本当に明るくて笑顔が素敵な先輩なのですが、役に入るとガラッと変わり、まったく笑わなくなるという(笑)。本当にギャップがすごいですね。やっぱり香取さんがいらっしゃるだけで現場が締まるので、存在自体がものすごく大きいです。香取さんがいるだけで、明るく前向きに頑張れるパワーみたいなものが生まれます。

ーー関水さんが演じているのは、そんな香取さん演じる万丞の相棒・碓氷咲良です。捜査に前のめりで感情が先走ってしまうところもある人間味あふれるキャラクターですが、演じる上でどのようなことを意識していますか?

関水:咲良は、前向きで明るくて真っ直ぐな、ちょっと子供っぽい部分もある女性です。ただ、年齢設定は25歳と、現在22歳の私よりも年上なので、捜査するときとかは大人な部分を出せたらいいなと思って、大人っぽい話し方をするように意識しています。

ーーいままで演じられてきた役とはまたちょっと違いますよね。

関水:違いますね。いままでより全然大人な役です。やっぱり毎日難しいですね。

ーー具体的にどういうところが?

関水:先輩方のお芝居が本当に素晴らしいですし、同世代の清水くんもお芝居がすごく上手なので、皆さんのお芝居を見ると、「どうしよう……」ってなってしまうんです。皆さんに追いつくためにどうするか、その葛藤は日々撮影をしていて感じます。

ーーとはいえ、撮影スタート時から現在まで、刺激を受けながら成長している部分もありそうですね。

関水:自分自身ではわからないですが、成長できているといいですね。でも、皆さんからたくさん刺激をもらっていて、とにかく毎日が楽しいんです。いまお芝居をできていることがすごくうれしいし楽しいので、お仕事をいただけていることに感謝しつつ、ひとつひとつのお仕事をコツコツ前向きに取り組んで、これからもいろんな役を経験していきたいなと思っています。

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