『半分、青い。』の熱狂が再び? 北川悦吏子脚本『ウチカレ』遊び心が詰め込まれた第1話に

『半分、青い。』の熱狂が再び? 北川悦吏子脚本『ウチカレ』遊び心が詰め込まれた第1話に

 菅野美穂が主演を務めるドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)が、1月13日にスタートした。

 本作は、“恋愛小説の女王”と呼ばれた母・水無瀬碧(菅野美穂)と、筋金入りのオタクである娘・水無瀬空(浜辺美波)によるエキサイティング・ラブストーリー。第1話では、恋から遠ざかりラブストーリーが書けなくなってしまった母のために、「オタクで腐女子が恋をしたら面白い」と娘が自ら小説のネタを提案することを決意。しかし、空の運命の相手・渉周一(東啓介)に、碧も惹かれるといった、まさにエキサイティングな展開が待ち受けていた。

 『ウチカレ』の見どころとなるのは、“トモダチ母娘”と呼ばれる少女のような天然母としっかり者のオタク娘の掛け合いだ。小さい頃から母一人、子一人だった水無瀬家。空はすくすくと育ち、いつの間にか家計の管理まで担当する碧の片腕、世界を生き抜く相棒となった。原稿が書けずに食に、通販にひた走る母を止めるのが、娘の役割だ。丁丁発止のやり取り、特にオタク特有の低音ボイスで捲し立てる空に、いつの間にかササッと話題をすり替えてしまう碧。言い争っては、食後のアイスで休戦し、“母親らしさ”で口論になっては、結局家から見える“象印”の元に2人は帰ってくる。先述した通りに、同じ人にときめいてしまうのも含め、どこか似た者同士の仲良し母娘である。

 公式サイトの相関図によると、碧は44歳で、空は20歳と演じる菅野美穂と浜辺美波のほぼ実年齢であることもユニークなポイント。碧は菅野美穂のパブリックイメージそのままの天真爛漫な性格に対し、空はこれまで浜辺美波が演じたことのない役柄。開始早々に浜辺が言い放つ「ビッグサイトでエロい漫画を山ほど買って来た」はなかなかのインパクトである。オタク娘が恋愛を通じて、どのように変わっていくのかにも今後の注目ポイントと言えそうだ。

 また、本作を語る上で外せないのが脚本を北川悦吏子が担当していることだ。北川のツイートによれば、ドラマが決まったのが2年前、仕事に取りかかったのが2019年秋とのこと。連続ドラマ脚本としては朝ドラ『半分、青い。』(NHK総合/2018年)以来の作品となる。

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