浜辺美波を筆頭に実力派揃い 福本莉子、山田杏奈、岡田結実、高橋文哉ら期待の“新成人俳優”
2000年生まれの“ミレニアムベビー”を中心とした今年の新成人は、弱冠20歳にして、数々の作品で主演を重ねる注目の役者が顔を揃える。
浜辺美波(2000年8月29日生まれ)
世代を牽引するのは、浜辺美波。2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞して芸能界入りし、2017年公開の『君の膵臓をたべたい』で「第41回日本アカデミー賞」新人俳優賞など数々の賞を総なめにすると、日本のドラマ・映画に欠かせない存在へと躍進。昨年は『約束のネバーランド』、『思い、思われ、ふり、ふられ』、『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)に主演と、大忙しの浜辺。1月13日スタートの『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)では、恋愛未経験の二次元オタク大学生役で新境地を切り開く。
福本莉子(2000年11月25日生まれ)
浜辺に続き、第8回「東宝シンデレラ」オーディション出身の福本莉子。同オーディションでグランプリを獲得し、2020年には浜辺らとともに『思い、思われ、ふり、ふられ』に主演。現在は『夢中さ、きみに。』(MBS)でメガネにセーラー服の初々しい女子高生姿を披露している。JR東日本のCMをはじめ、品のある美少女としての印象も強いが、作秋放送された連ドラ初主演作『歴史迷宮からの脱出~リアル脱出ゲーム×テレビ東京~』(テレビ東京)では髪を明るく染め、ギャル姿に大変身。イメージから脱却し、ぐんと役の幅を広げる福本から目が離せない。
山田杏奈(2001年1月8日生まれ)
2018年公開の初主演映画『ミスミソウ』で、いじめに遭っていた少女が、狂気の復讐鬼へと変貌するさまを圧倒的な表現力で魅せた山田杏奈。クセの強い役どころも多い一方で、『10の秘密』(カンテレ・フジテレビ系)で演じた向井理の娘役や、『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(MBS/TBS)で扮した等身大の女子高生役など、演じるキャラクターは幅広い。1月16日にはドラマ『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレビ朝日系)がスタート。また『名も無き世界のエンドロール』『哀愁しんでれら』『樹海村』と、3本もの映画公開を控えており、2021年はさらなる飛躍の年となりそうだ。
岡田結実(2000年4月15日生まれ)
『私のおじさん~WATAOJI~』(テレビ朝日系)での主演を機に、バラエティからドラマへと活躍の場を拡張した岡田結実。現在は江戸時代の伝説的花魁が突然現代にタイムスリップするラブコメディ『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』(読売テレビ・日本テレビ系)で主演を務めている。同作をはじめ、『女子高生の無駄づかい』(テレビ朝日系)などコメディ色の強い作品への出演が多いが、昨年放送の『夜がどれほど暗くても』(WOWOW)では、悲しみの中に強さを滲ませる犯罪被害者遺族役を好演。どんなキャラクターでも“器用さ”が光る岡田だけに、今後どのような顔を見せてくれるか楽しみだ。