King & Prince 永瀬廉が語る、かけがえのない仲間の存在 『弱虫ペダル』小野田坂道を演じて
「いろいろな自分に巡り会える」
ーー撮影で一番青春を感じた忘れられないシーンはありますか?
永瀬:海岸で隊列を組んで走るシーンです。横に夕日が見えている状態で全力疾走していたので、青春そのものでした。
ーー劇中で、鳴子くんや今泉くんと一緒に走りたいというモチベーションから、坂道の才能が大きく開花していくシーンがありました。永瀬さん自身の中で、頭一つ抜けたなというきっかけはありますか?
永瀬:最近あります、「国宝級イケメンランキング2020上半期」で1位!(笑)。1位を取ったことで、頭1つ抜けられたのではないかなと思いました。いま、頭半分なので、下半期もとれたら頭1つになりますね。
ーー坂道にとっての鳴子くんや今泉くんのような、良き仲間を挙げるとすればどなたでしょう?
永瀬:正門(良規/Aぇ! group・関西ジャニーズJr.)と(西畑)大吾(なにわ男子・関西ジャニーズJr.)ですね。ジャニーズ事務所に入所したときの同期で、2人とも2つ歳上ですが、親友以上に大きい存在です。2人が大きい仕事をしていると、「俺ももっと仕事頑張ろう!」という気持ちになります。かけがえのない存在です。
ーー劇中では、坂道が自転車や仲間に出会い、新しい自分に出会っていきます。永瀬さん自身、そういう経験はありますか?
永瀬:この仕事をさせて頂いていると、自分がこんなに緊張するのかとか、逆にこういう部分は落ち着いて周りを見れるのかとか、こんなに人見知りなのかなど、再確認することもあります。トークやライブ、お芝居などいろいろな経験をさせて頂けているからこそ、いろいろな自分に巡り会えるなと思います。
ーー坂道は仲間のことが大好きで、メンバーもみんな仲間思いだと思うんですが、永瀬さんの仲間思いレベルは?
永瀬:King & Princeのメンバーは100%ではないかもしれません。グループのメンバーには甘える部分が多いので、100%尽くせているかというと、そうではないと思います。50%くらいかな……。
ーー甘えているレベルでいうと?
永瀬:80~90%ですかね。
ーー誰に一番甘えているんですか?
永瀬:みんなです。メンバーには素直に甘えられますが、大吾や正門とのプライベートになると、お店など僕が決めたいですし、甘えることはないですね。大阪に行ったら大阪のことは大吾が面倒をみてくれて、東京に来たら自分が全部面倒をみるという感じで、僕が全部決めます。正門や大吾が適当なところがあるので、任せられないのもあります(笑)。
ーー良き仲間の話に加えて、追いつきたい人はいますか?
永瀬:僕はあまりそういうことを人に言わないようにしています。言うことによって、その人を余計に意識してしまうので、ある意味“弱虫”なのかなと思いますが、まだ言えるような勇気は持っていないです(笑)。
ーー学園ドラマ、職業ドラマもやって、今回、スポーツ映画になりましたが、今後出演してみたい作品のジャンルはありますか?
永瀬:シリアスなものや、ヒューマンドラマは試される部分が多いと思うので、次はぜひやってみたいという気持ちはあります。サスペンスでも感動ものでも闇を抱える系でも、ジャンルに限らずいろんな作品に挑戦したいです。
※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記
■公開情報
『弱虫ペダル』
8月14日(金)公開
原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)
出演:永瀬廉(King & Prince)、伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、柳俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、竜星涼、皆川猿時
監督:三木康一郎
配給:松竹
製作:映画「弱虫ペダル」製作委員会
(c)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (c)渡辺航(秋田書店)2008
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/yowapeda-eiga/
公式Twitter:@yowapeda_eiga
公式Instagram:@yowapeda_eiga