竹内結子と貫地谷しほりが現代の闇に切り込む 『ミス・シャーロック』は映像美にも注目

竹内結子と貫地谷しほりが現代の闇に切り込む 『ミス・シャーロック』は映像美にも注目

 「史上最も美しいシャーロック・ホームズ」が帰ってくる。

 2018年にHuluで配信された連続ドラマ『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』第1話・第2話が、6月5日に『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で特別放送される。本作はHuluとHBO Asiaが国際共同製作し、世界19カ国で展開。東京ドラマアウォード2018の衛星・配信ドラマ部門優秀賞やAsian Academy Creative Awards 2018の最優秀作品賞(Best Drama Series)を受賞するなど高い評価を得た。

 史上初の女性によるホームズとワトソンを演じるのは、竹内結子と貫地谷しほり。外科医の橘和都(貫地谷しほり)は、とある事件をきっかけに捜査コンサルタントのシャーロック(竹内結子)と同居する。「ある問題から全てのありえない事柄を排除すれば、自ずと真相は見えてくる」が信条のシャーロックは、犯人の裏をかく推理で難事件を解決へと導く。各話のエピソードには原作ファンもうなる通好みの作品をセレクトし、テロやPTSD、犯罪心理学等の現代的なトピックを盛り込んだ。

 ジェレミー・ブレットやロバート・ダウニー・Jr.ら多くの俳優が演じてきたシャーロック・ホームズだが、女性版のホームズはスタイリッシュで美的感覚に秀でた人物として描かれている。出会ったばかりの和都にエルメスのコートを投げつけ、コスメの調合をたしなむなど、変人で天才という典型的な名探偵のフォルムに現代的なひねりが加えられている。犯罪者の心の闇に切り込む鋭利なナイフのようなシャーロックに対して、パートナーの和都は医師らしい温情と共感能力の持ち主。こだわりの強いシャーロックと常識人の和都の対照的なバディには女の友情という側面もあり、ドラマ終盤ではそれが2人の関係に決定的な影響を及ぼす。

 世代を代表する女優2人の共演で注目を集める『ミス・シャーロック』では、脇を固める俳優陣も充実している。捜査一課の警部・礼紋元太郎を演じる滝藤賢一をはじめ、礼紋の部下でシャーロックと犬猿の仲の巡査部長・柴田達也を中村倫也が演じており、シャーロックと和都が住む屋敷221Bのオーナー役で伊藤蘭が出演。各話のゲストも水川あさみや木南晴夏、菊地凛子ら実力派が名を連ねており、『ゲーム・オブ・スローンズ』など大ヒットを手がけたHBOとHuluの本気度を感じさせる。

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