『テセウスの船』竹内涼真を手玉に取る小学生が牙を剝く まだ見ぬ共犯者の正体とは?

『テセウスの船』竹内涼真を手玉に取る小学生が牙を剝く まだ見ぬ共犯者の正体とは?

 31年前に音臼小で起きた無差別殺人事件の犯人は、当時小学生の加藤みきお(柴崎楓雅)だった。音臼小跡からふたたび過去にタイムスリップした田村心(竹内涼真)は、2日後に迫った事件を防ぐため、佐野文吾(鈴木亮平)とともにみきおの行方を追う。

 『テセウスの船』(TBS系)第7話で真犯人として浮上したみきおは、両親を亡くして音臼村の祖母の元に身を寄せていた。心と佐野はみきおの家に向かうが自宅はもぬけの殻。校長の石坂(笹野高史)によると、祖母が亡くなったため、みきおは転校したと言う。さらに悪いことは続き、みきおは心が持っていたICレコーダーを入手。録音された会話を聞いたみきおは、未来の心である胎児を殺そうと和子に近づく。

 加藤みきおを演じる柴崎楓雅は現在11歳。2018年にドラマ『幸色のワンルーム』(テレビ朝日系)でテレビ初出演すると、『アフロ田中』(WOWOW)では主人公の子ども時代を演じた。映画『約束のネバーランド』(2020年12月18日公開)に出演が決まるなど現在注目の子役である。『テセウスの船』でも、竹内涼真と鈴木亮平の2人を相手に堂々とわたり合っている。

 小学生ながら落ち着いた雰囲気のみきおだが、あらためて前回までの放送を振り返ると、みきおが犯人であることと符合する事実が見られる。第3話で、心の制止を無視して教室に届けられたオレンジジュースを飲んだほか、三島明音(あんな)がさらわれた山小屋を当てているが、犯人なら知っていてもおかしくない。音臼村で事件が相次いでいるのも、転校生のみきおが村に来て日が浅いことを考えれば納得だ。

 また、心と佐野の裏をかいて分刻みで犯罪に着手し、自らの犯行をワープロで記録する姿からは冷酷な殺人鬼の顔が垣間見える。第7話でも、元県議会議員の田中(仲本工事)を毒殺する場面があったが、祖母が亡くなったというのも実際はみきおの手によるものかもしれない。村人としても、まさか一連の事件の犯人が子どもとは思えず、同じ頃、村にやってきた心の存在もあって盲点になっていたと推察される。

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