『あなたの番です』西野七瀬を巡る様々な言説の真偽は? これまでの気になる伏線を改めて整理

『あなたの番です』西野七瀬を巡る説の真偽

 年の差新婚夫婦が、マンションでの交換殺人ゲームに巻き込まれ、連続不審死事件の謎解きに挑む、秋元康企画・原案のミステリードラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)。回を追うごとにさらに謎が深まり、SNS上では様々な考察が行われる中、西野七瀬演じる黒島沙和の黒幕説の声が根強く、その動向に毎回注目が集まっている。

 黒島のこれまでの基本情報をおさらいすると、国際理工大学理学部数学科の3年生で、フィボナッチ数列をずっと見ていられるという数学専攻の理系女子。本人曰く実家は裕福で自室は親の持ちもの。大人しい性格であった黒島は、第1話では彼氏の波止陽樹(水石亜飛夢)と手をつないで登場し、第3話までいつもどこか怪我をしていたが、第4話以降は怪我はすっかりなくなり、人が変わったように明るい発言が多くなっていく。

 第12話で、黒島のゴミから香典袋が発見され翔太(田中圭)から疑いをかけられた際に、彼氏からはDVを受けており、その後知らない人と喧嘩をして亡くなったと語ったことから、怪我がなくなった理由は彼氏が死亡したからだと思われる。しかし、それはどこか信じがたく、利き腕がころころ変わったり、下駄の鼻緒が切れ足を挫き、二階堂がおんぶして家まで送ったにも関わらず、着替えて出てきたら普通に歩いていたり、黒島が部屋にいる時に臭いを気にしていた二階堂(横浜流星)が、大学で出会った時には臭いがしなかったことから、双子説があり(プロデューサーは否定しているが)、入れ替わっていると考察する人も多い。

 黒島が交換ゲームで紙に書いたのは「早川教授」、引いた紙は「織田信長」と話すも、紙を引いた時に目を細めていたことから、浮田啓輔(田中要次)が細工して紙に小さく「赤池美里」と書いたことが後に判明し、黒島が目を細めたのは浮田の紙を引いたから説がネット上で溢れている。これが事実だと早川教授と書いたことや彼氏が亡くなったのも怪しくなり、赤池美里殺害犯としての可能性も浮上してくる。

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