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進化し続ける俳優・志尊淳、2018年はどうなる? 去年の活躍を振り返る

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 2017年に一気にブレイクを果たした俳優が大勢いる中で、その一角に入るであろう志尊淳という俳優は、一作で一気に飛躍するのではなく、作品ごとにポテンシャルの高さを見せつけ、あらゆる役柄に挑みながら着実にその実績を積み上げてきた印象だ。2017年の彼は、ドラマ『きみはペット』にはじまり、4本の映画に出演。さらに舞台やCMでも活躍を見せていた。

甘いルックスを見せた『きみはペット』(c)小川彌生/講談社 (c)2016「きみはペット」製作委員会

 これまでの彼のキャリアを振り返って、真っ先に浮かぶ彼の持ち味といえば、甘いルックスと愛嬌たっぷりの表情に他ならない。彼と同じように20代前半の“イケメン俳優”たちが誰一人持ちえていない、独特の可愛らしさが前面に発揮される役柄を演じればたちまち、今現在の俳優界では彼にしか演じられないと思わずにいられない特別感が生まれる。前述した『きみはペット』しかり、イケメン俳優が勢ぞろいした映画『帝一の國』でも、まさにそれが存分に活かされていた。(参考:志尊淳は超ハイスペックな“ヒロイン”? 『帝一の國』補佐役の愛嬌

不気味さも兼ねた『探偵はBARにいる3』(c)2017「探偵はBARにいる3」製作委員会

 そんな彼は、多くの出演作を抱えたこの一年の中で、次から次へと新たな表情を披露し、その演技の幅の広さを見せつけたのだ。思春期の少年の、脆く危なっかしい心理を全身で体現した舞台『春のめざめ』や、これまで演じてきたキャラクターとは正反対の不気味さを兼ね備えた最強の用心棒を演じ、アクションシーンにも挑戦した映画『探偵はBARにいる3』。

 そしてなんと言っても、9月にNHKで放送されていたドラマ『植木等とのぼせもん』で演じた、往年の名コメディアン・小松政夫役は、彼の俳優としての実力を最大限に見せつけることができた役柄といってもいいだろう。

 昭和の喜劇王・植木等に弟子入りをし、付き人からスターへと成長していく彼の姿から、当時の芸能界の実情がリアルに、そしてユーモラスかつシニカルに描き出されていく。キャストのほとんどが想像以上の好演を見せた中で、彼は物語の中心人物としてその存在感を守り続けた。今年の国内ドラマの中でも、同作での彼の演技は五本の指に入るのではないだろうか。

『覆面系ノイズ』ではイケメン役も (c)2017映画「覆面系ノイズ」製作委員会

 もちろん、「D-BOYS」の一員としてデビューし、戦隊シリーズや“テニミュ”という王道のイケメン俳優路線を歩んできた彼は、秋に公開された映画『覆面系ノイズ』のユズ役をはじめ、現在放送中のコロプラのアプリ「PaniPani」のCMなど、いわゆるイケメン俳優枠の役柄も難なくこなしていく。基礎を埋めながら、自分の個性が活きる役、そしてさらに先の役柄まで、満遍なく演じ切った、実りある一年だったのではないだろうか。

      

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