山口周×深井龍之介『人文知は武器になる』予約殺到で重版決定 ビジネスに活きるリベラルアーツを提唱

山口周、深井龍之介『人文知は武器になる』

 山口周と深井龍之介による新刊『人文知は武器になる』(文藝春秋)が4月17日(金)に発売された。

 発売前からアマゾン本総合ランキングで4位(4/9~4/10)、ビジネス交渉・心理学部門で1位(4/8~4/15)になるなど予約が殺到し、急遽1万部の重版が決定。

 26万部突破のベストセラー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著者であり、「アート思考」などを提唱する山口周と、ポッドキャスト「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」を運営する深井龍之介との初共著が誕生。タイトルにある「人文知」とは、人文科学やリベラルアーツ、教養のこと。深井は「哲学・歴史・文学・宗教・芸術などの学問から得られる、人間や社会を理解するための知識と思考様式の総称」と本書では定義している。世界が激的に変化している時代だからこそ、ビジネスパーソンには古びない知識や思考が必要だとふたりはいう。

 AIの登場で「正解を出す力」よりも「問いを立てる力」が知的生産には求められているとしばしば指摘されるようになったが、肝心の「問いの質」を上げるにはどうしたらいいのか。その具体的な方法が、まさにこの「人文知」を学ぶことなのだ。「人文知」は一朝一夕に身につかないからこそ学ぶ価値がある、学んでみよう、と思う人を全力で応援してくれる「令和版学問のすすめ」。

著者コメント

山口周
このたび重刷となったことを、著者として大変光栄に思います。世界が混乱し、秩序やルールを踏みにじるリーダーが力を持つ時代には、表面的な情報や即効性のある処方箋だけでは足りません。必要なのは、人間の本性や歴史の教訓に立ち返り、何が起きているのかを自分の頭で考える力です。その意味で、人文知への関心がこれだけ広がっていること自体に、大きな希望を感じています。

深井龍之介
歴史上、もっとも人文知が必要な時代に、世界は人文知を顧みていません。本書を通じて、人文知がなぜ大切か、どう大切なのか、そして大切にするために何ができるか――そのヒントを、より多くの人に届けられれば幸いです。

著者プロフィール
山口周(やまぐち・しゅう)
独立研究者・著作者・パブリックスピーカー、ライプニッツ代表。1970年東京都生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン コンサルティング グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発などに従事。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。近著に『コンテキスト・リーダーシップ』など。

深井龍之介(ふかい・りゅうのすけ)
複数のベンチャー企業で取締役や社外取締役として経営に携わりながら、2016年に株式会社COTENを設立。COTENは、「人文知と社会の架け橋になる」ことを存在意義に掲げ、人類と社会の営みを体系的に記録する世界史データベースの開発をはじめ、ポスト資本主義に関する調査研究や、歴史を通じて新たな視点を届けるPodcast番組「COTEN RADIO」の運営などに取り組んでいる。

■書誌情報
『人文知は武器になる』
著者:山口周/深井龍之介
価格:1,210円(税込)
発売日:2026年4月17日
出版社:文藝春秋

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