又吉直樹の新作『生きとるわ』1月刊行 “金を貸した男”から始まる人生の転落劇

又吉直樹の新作小説『生きとるわ』(文藝春秋)が1月28日(水)に発売される。
本作は累計発行部数354万部を記録した『火花』から10年後に書き上げた作品。
公認会計士として傍目には順調な生活を送っている岡田。しかし高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、その人生は狂い始める。横井は他の仲間たちからも借金を重ねたあげく、姿をくらましていた。
阪神タイガースのセ・リーグ優勝が決まった夜、岡田は大阪・道頓堀で偶然横井と再会する。貸した金を取り戻そうとする岡田は、逆にさらなるドツボにはまっていく……。
発売に先駆け本作の特設サイトが公開。また朝井リョウ(作家)、西加奈子(作家)、東野幸治(芸人)からの推薦コメントも発表された。
朝井リョウは「人間の真剣さと滑稽さ、その摩擦面にこそ小説の発火点がある――著者の作品を読むたびそんなことを思うが、今作はその要素を最も強く感じた。名指せない引力に翻弄されたまま笑わされ、いやコレ笑い事じゃないわと我に返り、悲劇と喜劇が同時に立ち上がるおかしみに晒され続ける。“小説”でしか味わえない妙味が、今も舌に残っている」。
西加奈子は「苦しみの中に笑いを見出すのではなく、苦しみそのものを笑いにかえることが出来る人間は、又吉直樹だけだろう」。
東野幸治は「『生きとるわ』というタイトルの意味がラストに分かった瞬間、お見事! と膝を打った。金を貸した人間と借りた人間のけったいな関係が、コテコテの大阪の街を舞台に描かれ、ホンマにおもろかった!」とコメントを寄せた。
■書誌情報
『生きとるわ』
著者:又吉直樹
価格:2,200円(税込)
発売日:2026年1月28日
出版社:文藝春秋









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