『SPY×FAMILY』江口拓也、種﨑敦美、早見沙織、松田健一郎のイラストがカラーで登場 原作者・遠藤達哉もXで反応

『SPY×FAMILY』声優陣のカラーイラスト

 アニメ「Season 3」(第3期)の放送が2025年10月4日よりスタートした遠藤達哉『SPY×FAMILY』(集英社)。放送直前に配信されたABEMAの特別番組内の企画「Season 3 MISSION:38 ビジュアル品評会」も話題を呼んでいる。


 この企画はロイド役の江口拓也、アーニャ役の種﨑敦美、ヨル役の早見沙織、ボンド役の松田健一郎らフォージャー家のキャスト陣が、記念すべき初回放送のエピソードビジュアルを予想し、それぞれがイラストで描くというもの。


 番組内ではキャスト陣のイラストが順番に紹介された。ボンド役の松田は、ボンドへの深い愛情が感じられるイラストを執筆。ボンドとアーニャはじめ、登場人物が集結したイラストは、キャスト陣から「かわいい!」と声が上がったり、番組スタッフからの拍手が聞こえてきたりなど、クオリティの高さが光る作品となった。

 つづいて紹介されたのは右端の席に座っていた松田の隣、ヨル役の早見……ではなくアーニャ役の種﨑のイラスト。

 (紹介の順番に異議を唱えた早見を差し置いて)公開された種﨑のイラストは、こちらもキャスト陣から歓声が上がるほどにクオリティの高い作品であった。風船を手にはしゃぐアーニャの躍動感もさることながら、現に「Season 3」第1話で脚光を浴びたフランキー&フィオナの2人も忠実に描かれている。

 松田と種﨑のイラスト紹介が終わり、満を持して公開されたヨル役の早見のイラストは、おそらくロイドやおそらくアーニャ、おそらくヨルなど、おそらくフォージャー家が集合したアーティスティックな作品。早見いわく「ボンドさんとたわむれるアーニャさん」を表現したイラストに対し、番組内では「シュークリームの妖怪」「クリームこぼれてる」という声が寄せられた。

 早見を擁護するならば番組内で公開されたイラストはモノクロ調の作品であり、たしかにキャラクターを判別するには少々むずかしいものであろう。ただ番組終了後にXでは着彩されたイラストが公開。アニメの原作『SPY×FAMILY』作者・遠藤達哉は早見の作品について、キャラクターの判別に関するイラストを投稿した。


 最後にイラストが紹介されたのは、以前から個性的な画風で注目を集めてきた「画伯」として名高いロイド役・江口拓也の作品。「これまではパッションで描いていた。反省している」「フォージャー家にフォーカスを当てて、初の試み(として)ミニキャラにした」「ほんわかなフォージャー家、みんなで並んでいる。ほっこりとした感じ」「よろしくお願いします」と長い前置きから紹介されたイラストは、ほっこりとした感じの作品であった。

 ABEMAの特別番組のあとにはアニメ「Season 3」第1話が放送。また第1話の放送翌日には「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」が地上波で放送された。

 劇場版の放送に合わせて、作者・遠藤達哉がイラストを投稿。前日に配信された4人のイラストを想起させる、松田風のボンド、種﨑風のアーニャ、早見風のヨル、江口風のロイドが並んだ作品となっており、4人の予想イラストに負けないほど大きな話題を呼んだ。


 ちなみにABEMAの特別番組の終盤では、アニメ「Season 3」のエピソードビジュアルが公開された。キャスト陣が「かわいい」と声をそろえるなか、予想したイラストと見比べながら江口は「おおむね(合っていた)」、早見は「比較的、近かった」とコメントを残している。

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