「ピタゴラスイッチ」制作メンバーがつくった数学問題集『新・解きたくなる数学』

『新・解きたくなる数学』発売

 『新・解きたくなる数学』(岩波書店)が11月18日に発売される。

 本書は「ピタゴラスイッチ」制作メンバーが制作した数学問題集。13万部のベストセラーになった同書の第2弾となる。

 紙面には完全新作となる問題を25問収録。問題だけでなく写真とグラフィックが数多く収録される。

■著者略歴
佐藤雅彦(さとう まさひこ)
1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。1999年より慶應義塾大学環境情報学部教授。2006年より、東京藝術大学大学院映像研究科教授。2021年より、東京藝術大学名誉教授。
著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(共著、日本経済新聞社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)ほか多数。また、ゲームソフト『I.Q』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけるNHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『考えるカラス』『テキシコー』など、分野を超えた独自の活動を続けている。
『日常にひそむ数理曲線』(小学館)で2011年度日本数学会出版賞受賞。2011年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2013年紫綬褒章受章。2014年、2018年、カンヌ国際映画祭短編部門に正式招待された。2025年6月28日より横浜美術館にて「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」開催中。

大島 遼(おおしま りょう)
1986年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。卒業後はプログラマー・インタラクションデザイナーとして活動。2014年「指を置く」展の実験装置制作。独立行政法人情報処理推進機構2011年度未踏IT人材発掘・育成事業にて未踏スーパークリエータ認定。2012年D&AD賞。

廣瀬隼也(ひろせ じゅんや)
1987年神奈川県生まれ。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。現在はプログラマー。2012年D&AD賞。

■書誌情報
『新・解きたくなる数学』
著者:佐藤 雅彦、大島 遼、廣瀬 隼也
価格:2,200円(税込)
発売日:2025年11月18日
出版社:岩波書店

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