発売1週間で即重版! 泣けると話題『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』

『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』

 10月23日に講談社より発売された『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』。発売から1週間にして重版が決定するなど、話題を呼んでいる。

 兵庫県にある神戸市立王子動物園で暮らすパンダのタンタンは、阪神淡路大震災で傷ついた神戸の復興支援のために、2000年に日本にやってきた。

 短い手足にモフモフとした毛並みがぬいぐるいのようにかわいらしく、ついたあだ名は“神戸のお嬢さま”。あっという間に動物園の人気者にーー。二人の飼育員とともにのんびりごろごろとした日々を送っていたタンタンだったが、突如として数々の試練が降りかかる。

 タンタンの密着番組・NHK「ごろごろパンダ日記」プロデューサーの杉浦大悟が執筆し、最晩年には心臓疾患を抱えながら必死に生き抜いたタンタンの激動の“パン生”を丁寧に紡ぐ。飼育員たちがパンダ舎の屋上のひまわりに込める想いとはーー。パンダ好きはもちろん、多くの人におすすめできる1冊だ。

■著者紹介
杉浦大悟(作)
1973年、神奈川県横浜市生まれ。NHK専任部長。5年間タンタンと飼育員の二人に密着した「ごろごろパンダ日記」をはじめ、「ギョギョッとサカナ★スター」など、NHKの数多くの番組の立ち上げ・制作に携わる。著書に、『21人の輪 震災を生きる子どもたちの日々』(NHK出版)がある。

中村 愛(絵)
埼玉県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科日本画博士後期課程修了。絵画教室アトリエAI主宰。水彩で描いたお花や、しろくまとパンダの作品を数多く発表している。著書に「しろくま、ときどきパンダ」「花と植物を描く水彩の教科書」(グラフィック社)などがある。

■書籍情報
【タイトル】『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』
【著者名】杉浦大悟
【協力】神戸市立王子動物園・NHK「ごろごろパンダ日記」制作班
【発売日】2024 年 10 月 23 日(水)
【造本】四六判/200 ページ(総ルビ)
【定価】1,705 円(税込)
【ISBN】978-4-06-536966-1
【ISBN】978-4-06-536966-1(電子版:1,375円)

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