殺人事件現場、廃寺、宗教施設…… “リアルな廃墟物件怪異譚” 28篇が楽しめる『ニッポン怪物件』に注目
2024年5月27日、株式会社二見書房は新書籍『ニッポン怪物件』を発売した。栗原亨による本書は、廃墟となった物件から伝わってくるかつての住人たちの妄執、狂気、悲哀たちこめる廃墟物件怪異譚28篇が収められた一冊だ。
本書では、豪邸の殺人事件現場からカオスな私設テーマパーク、廃寺、宗教施設といった様々な物件が紹介されている。それらは全て怪異で満たされた廃墟物件で、その中に棲むかつての住人たちの狂気や悲哀が伝わってくる。
著者の栗原亨氏は樹海及び廃墟探検家として知られ、30年以上に渡って約1800箇所の廃墟を巡り、青木ヶ原樹海で70体以上の自殺遺体を発見してきた。本書では、心霊現象よりも生々しい現実を五感をフルに使って丹念に探求している。『ニッポン怪物件』は四六判、全256ページで、本体価格は1,700円(税別)だ。ぜひチェックしてみよう。
■著者紹介
栗原亨(くりはら・とおる)
1966 年生まれ。樹海及び廃墟探検家。30 年以上にわたり約 1800 箇所の廃墟を巡り、青木ヶ原樹海にて 70 体以上の自殺遺体を発見。著書に『廃墟の歩き方』(イースト・プレス)、『新・廃墟の歩き方』(二見書房)、『廃墟紀行』(マガジンランド)など多数。共著に『日本の廃墟』(インディビジョン)、『ニッポン地下観光ガイド』(アスペクト)、『実話怪談 樹海村』『実話怪談 牛首村』(竹書房)などがある。近年はテクニカルダイバーの資格を取得し、海中の廃墟である沈船を30隻以上探索。
■書籍概要
タイトル:『ニッポン怪物件』
判型:四六判
ページ数:256ページ
価格:本体1,700円+税
著者:栗原 亨
ISBN:9784576240312
発売日:2024年5月27日
<WEBサイト>
https://www.futami.co.jp/book/5908