【重版情報】『AIリスク教本 攻めのディフェンスで危機回避&ビジネス加速』いま最も知っておくべき必読書
昨年12月に発売され、早くも重版された『AIリスク教本 攻めのディフェンスで危機回避&ビジネス加速』(日経BP)が話題だ。日本IBM AI倫理チームのメンバー7名で執筆された本書は、AI活用を企業が安全に推進できる「ガードレール」の引き方を解説している。
AI(人工知能)の技術が発展し、精度が高まり、導入の機運が高まるのと比例して、AIリスクの問題も増え、大きくなっている。「企業としてAIをどんどん使っていきたい。でもリスクが心配だ。どう対処すればよいのか知りたい」という読者の疑問に答えた本書。AIにどのようなリスクがあり、それにどのような対策を講じるべきかを具体的に整理している。
AIのリスクを正しく理解し、1つひとつ適切な対策を行えば、リスクを回避したり低減させたりしながらAIプロジェクトを前に進めることができる。正しい理解と適切な対処方法を身につけて、AIの大きな転換期を飛躍のチャンスにつなげるための必読書だ。
■5つの仮想ストーリーでリスクを体感
AIリスクへの対策を怠ると何が起きるのか。企業がAIリスクに晒されるシナリオを、5つの架空の物語でわかりやすくお伝えします。そういったAIリスクがなぜ生じるのか、リスクの発生メカニズムと技術進歩の関係を整理しました(1章&2章)
■AIリスクを17に分類、現実的な対策を解説
典型的なAIリスクを17に分類、それぞれへの対策を具体的な事例を交えながら解説します。AIに関わる立場と開発プロセスの段階別に対策を提示。それぞれのステップでリスク管理や低減に役立つツールの使い方も併せて解説しました(3章&4章)
■「EU AI規則案」を解説、日本と世界のAI規制を把握
2023年6月14日に欧州議会により採択されたEU(欧州連合)の「AI規則案」の意味と影響を詳しく説明しました。加えて、EU以外の世界の動向や、国内のAI規制・ガイドラインの流れも解説しました(5章)
■「AIガバナンス」の構築と運用の実際を解説
AIリスクを管理し、適切な対策を実践するためのリーダシップの仕組み「AIガバナンス」をどうやって構築・運用すればよいか。IBMと日本IBMの経験とノウハウを交えて、実践的に解説しました(6章)