「毒親すぎでしょ!」『ガンダム』カミーユ、ウッソは親ガチャ失敗……恵まれた主人公との違いが激しすぎ

『ガンダム』親ガチャ失敗の主人公

毒親が子供達に与える影響はガンダムの世界でもはっきり……

 またカミーユやウッソとは逆に、かなり恵まれた家庭環境で育ったのが『機動戦士ガンダムF91』のシーブック・アノーだ。特に父親であるレズリー・アノーは金属工学の権威であるにも関わらず、家族の側にいるために溶接工をしているほどの家族思い。その上シーブック達とフロンティアⅣから脱出する際、逃げ遅れた子供を助けるために自ら残留するなどかなりの人格者であることが伺える。

  対して母親は研究に没頭するあまり家族を捨てたと思われているほどだったが、コンピュータ回線の結線に娘の得意なあやとりを使うなど家族への愛情が伺える場面も。また最後には子供達と和解していることから考えても、そこまで悪い親ではないのだろう。

  他にもシーブックには「親父が聖人なのはもちろんなんだけど、なにより妹のリィズが可愛すぎるからそれだけで最強」との声も上がっていて、両親だけでなく可愛い妹もいるかなり恵まれた家庭環境だったようだ。

  またガンダムファンからは「カミーユの家庭環境を知ると、あの攻撃的な性格も仕方ないのかもって思えてくる」「シーブックは富野監督が100点満点の優等生と言ってたみたいだし、父親の聖人っぷりをしっかり受け継いでるんだろうな」とのコメントが。

  シーブックがガンダム史上稀に見るまともな主人公だったことから考えても、家庭環境がいかに子供の人格形成に重要なのか改めて考えさせられる結果となった。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる