雫井脩介、史上かつてない「いろんなものてんこ盛り」エンターテインメント小説が登場

雫井脩介史上かつてない<いろんなものてんこ盛り>小説

 『クローズド・ノート』『犯人に告ぐ』『検察側の罪人』『望み』など、手掛ける作品が数々映像化され、前作『クロコダイル・ティアーズ』では直木賞候補となったサスペンス小説の名手 雫井脩介。

 最新作『互換性の王子』は、お仕事ものであり、家族ものであり、サクセスストーリーかつラブストーリーでもある、雫井史上かつてない<いろんなものてんこ盛り>エンターテインメント小説だ。

 準大手飲料メーカーの創業社長と、異母兄弟の二人の息子。役員の座、さらに一人の女性をめぐり、「王子たち」が繰りひろげるスリリングな戦いの結末は。そして、家業をつなぐ父と子、その狭間に横たわる家族ゆえの特別な心情とは。

 今を懸命に生きる私たちの実感をリアルに描き出した傑作に仕上がった。

■あらすじ
 準大手飲料メーカー・シガビオの御曹司、志賀成功(なりとし)が何者かによって別荘に監禁された。彼は取締役就任と、意中の女性・山科早恵里との交際を目前にしていた。半年後、絶望の中で解放された成功が会社に行くと、社内の状況は一変し、かつての彼のポストには突如現れた異母兄・実行(さねゆき)が入れ替わっていた。そして実行は早恵里にも近付こうとしている。「奪われたものは、奪い返さなければ」成功は、事件の真相と自らの復権をかけて奔走するが──。
順風満帆な御曹司の前に突如現れ、入れ替わろうとした異母兄。お前は俺から、仕事も恋も奪おうというのか ──。
異母兄弟がビジネスと恋で火花を散らす、一気読み必至のエンターテインメント!

■書籍情報
・書名:互換性の王子
・著者名:雫井脩介
・刊行日:2023年12月22日(金)
・電子版:同日発売※実際の配信有無や開始日などは電子書籍ストアにより異なります。詳しくは配信予定日以降、各ストアにてご確認ください。
・定価:2,090円(本体価格+税)
・体裁:四六判 上製 上製カバー装
・ページ数:440ページ
・装丁:名久井直子 

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