『東京リベンジャーズ』極悪の世代“S62”メンバーはなぜ恐ろしい? 黒川イザナから班目獅音まで強烈なキャラたち

『東リベ』三途春千夜の魅力

9代目黒龍総長!狂犬と呼ばれた男、班目獅音

 初登場時から強烈なインパクトを残した班目獅音。東卍メンバーをボコボコにする姿には部下たちも驚いており、イカレっぷりはS62世代の中でもぶっちぎりのナンバーワンである。

 ドラケン(龍宮寺堅)よりもさらに広い範囲にわたって彫られた刺青がトレードマーク。左顎の傷跡が彼の戦歴を強く象徴しており、元9代目黒龍の総長を務めた。

 喧嘩っ早く口が達者、抗争に積極的な姿勢はまさに狂犬。ムーチョ同様「存在が怖い」タイプであり、獅音を前にして歯向かう者はなかなか現れないだろう。あのメリケンサックでタコ殴りでもされたら……と想像するだけで、どんな不良でも縮み上がってしまう。

 しかし班目獅音は天竺四天王の中でも最も弱いそうで、東卍のぺーやん(林良平)に一蹴される始末。イザナにも毒づかれ、『東リベ』のフィナーレを飾る関東事変でも敗北するというレベルの高いモブっぷりを見せた。

 可哀想な扱いを受けるが、ある意味彼にしか出せない良さと言えようか。狂犬と呼ばれつつも憎めない一面がある、それが班目獅音の魅力なのかもしれない。

「極悪(きわめ)た」ヤツ勢ぞろい! S62世代の活躍を見逃すな

 それぞれの過去や現在の在り方を目の当たりにすれば、S62世代の面々がいかに恐ろしいかを容易に理解できるはず。彼らは根っからの不良であり、極悪(きわめ)たからこそこの地位まで上り詰めたのだ。

 見事にヤバイ奴らが勢ぞろいした横浜天竺。アニメ三期ではいよいよ東京卍會との抗争がスタートする。動く四天王、そして孤独の王・イザナの活躍を見逃さぬよう、放映を必ずチェックしておこう、

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