黒柳徹子『続 窓ぎわのトットちゃん』42年ぶりの続編刊行決定 アニメ映画化も決定
世界中で愛されている“トットちゃん”の続編として『続 窓ぎわのトットちゃん』が10月3日に講談社より刊行される。
【写真】1981年に刊行された『窓ぎわのトットちゃん』の書影
『窓ぎわのトットちゃん』は1981年3月に刊行され、俳優の黒柳徹子が子ども時代に出会った、小林宗作先生とトモエ学園での思い出をいきいきと描き、たちまちベストセラーとなった作品。
現在までの累計発行部数は日本国内で800万部、全世界で2500万部を突破。20以上の言語で翻訳もされ、日本だけでなく世界中の人々の心を捉え、時代も国境も超えたロングセラーとして、今もなお世代を超えて愛され続けている。
単行本刊行から42年の月日を経て、ついに永遠不滅のベストセラーの続編『続 窓ぎわのトットちゃん』が刊行決定。物語は、トットが青森に疎開してから、音楽学校を卒業してNHKの専属女優になり、ニューヨークに留学するまでの日々が綴られる。
また『窓ぎわのトットちゃん』初のアニメ映画化も決定。この冬、トットちゃんが日本中に感動と愛情を届けます。映画は、2023年12月8日(金)から全国東宝系にて公開される。
■著者コメント
私は、どう考えても『窓ぎわのトットちゃん』よりおもしろいことは書けない、と思っていました。私の人生でトモエ学園時代ほど、毎日が楽しいことはなかったから。だけど、私のようなものの「それから」を知りたいと思ってくださる方が多いのなら、書いてみようかなと、だんだん思うようになったのです。よし! と思うまで、なんと42年もかかってしまったけど、書きはじめると、笑っちゃうこと、泣いちゃうこと、それから戦争のことも次々に思い出されて……。
■書籍概要
タイトル:続 窓ぎわのトットちゃん
著者名:黒柳徹子
発行:講談社
発売日:2023年10月3日
四六判上製256ページ
予価:1650円(税込)
装画:いわさきちひろ
装幀:名久井直子