【漫画】隣の席の無口すぎるあの子と仲良くなるには? Twitterで公開されたラブコメにキュン
どこにでも居そうな女の子を意識した
――『隣の席の無口な女の子が気になる話』制作の経緯をお聞かせください。
高羽さん(以下、高羽):本作は2年前に制作したものです。今もですが、当時もプロの漫画家を目指して創作漫画の制作に励んでおり、「プロへ繋がる何かを得たい」と考えていました。そんな中、世間的に一対一の恋愛漫画が流行っており、「自分ならこう描くかなぁ」と思い、衝動的に描き始めた作品です。
――樋口はとても愛らしいキャラでしたが、参考にしたモデルはいたのでしょうか?
高羽:特にモデルはいません。ただ自分が可愛いと思う、理想的な女の子をイメージして描いたキャラクターです。樋口のコンセプトは『少し内気で無口だけど普通の女の子』なので、とにかくどこにでも居そうな女の子を意識しました。そのうえで小動物的な可愛さはイメージしていたかもしれません。
――表情がとても魅力的に描かれていましたね。
高羽:漫画を描く上で表情は特に力を入れている点なので、そう言っていただけるのは嬉しいです。表情を描く上で気を付けているのは、オーバーになりすぎず、かつきちんと読み手に伝わるように可愛く表現するよう気をつけました。
漫画に集中しようと決意
――「無口」というのがひとつのテーマとなっていますが、セリフの量はどのように意識しましたか?
高羽:これはかなり気を遣いました。まず、樋口のセリフは、自室や陽名と2人の時など、声を出しても恥ずかしいと思わない場面に限定しています。そのうえで、相田に声を聞かせるのは“区切りのつくところ”と決めていました。また、電車のシーンは声を出したけど電車の音で聞こえないというのは王道ではありますが、“最後の最後で声を聞いて区切り”というかたちで声を出しましたね。
――今後、どのように漫画制作を行なっていきたいですか?
高羽:商業漫画家を目指して創作活動を続けていく予定です。最近夜勤の仕事を辞めて、漫画に集中して活動しようと決心を固め、他の作品もどんどん描いていこうと思っています。現在は一次創作と二次創作、両方で漫画制作を行なっています。どちらの漫画も見てくださる方々に感謝しつつ、面白く自分らしい漫画を描いていきたいです。