嶺川貴子の記事一覧

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元L⇔R(エル・アール)のキーボーディストにして、元「ミス原宿」、そしてカヒミ・カリィと共に「渋谷系の女王」(死語?)のツー・トップを飾る嶺川貴子。92年から94年まではエル・アールに在籍し、95年にアルバム『チャット・チャット』でソロ・デビュー。バッファロー・ドーターやADS(アステロイド・デザート・ソングス)といったオルタナ系ユニットとのコラボレーションにより、ストレンジ&ロー・ファイなサウンドを展開。カヒミのウィスパー・ヴォイスがフレンチ・ポップ経由の女性らしさをたたえているのに対し、嶺川のそれはもう少し中性的でひとつの楽器のような趣きがある。そんな彼女のヴォイスと、オモチャ箱をひっくり返したようなサウンド・プロダクションが、レトロ風でありながら未来的なポップ・ワールドを生み出しているのだ。また、コーネリアスやピチカート・ファイヴらと共に海外でも高い評価を受けている。

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