ROF-MAO、笑顔と歓声で溢れた初ワンマン ライブを通して見せた新たな世界へ羽ばたく決意
ROF-MAO初のワンマンライブ『ROF-MAO 1st LIVE - New street, New world』が4月21日に大阪城ホールにて開催された。タイトルはデビュー曲から名を冠し、ROF-MAO自身のいままでの軌跡と、これからの活動に対する熱い思いが込められた特別なライブとなった。
ROF-MAOは、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」に所属する、加賀美ハヤト、剣持刀也、不破湊、甲斐田晴の4人からなるユニットで、男女問わず愛される「面白くてカッコイイユニット」を目指して活動中。お笑い芸人さながらのトークやパフォーマンスもありながら、ビシッと決めるギャップが魅力的なグループだ。
公演前は、今か今かと待ちわびるファンの面持ちと、色とりどりのペンライトがついにワンマンライブが始まる緊張感に包まれる。本ライブは生配信が行われていたこともあり、現地だけではなく画面上から応援するファンの心も一体となる、まさに「ろふまお」を愛するすべての人が彼らの1stライブを見守る形となった。場内が暗転し、メンバーそれぞれの紹介VTRがスクリーンに映し出され、壇上に登場すると観客のボルテージは最高潮に。ライブは、公式YouTubeで毎週木曜22時放送の『木10!ろふまお塾』Season4のエンディングテーマ「ウィーアーポップスター」より幕を開けた。『ろふまお塾』は彼らにとっても特別な冠番組であり、楽しさとキラキラの両方をあわせせ持つような楽曲は、こちらもワクワクしてくるような気持ちとなる。ノンストップで披露されたのは一曲目と打って変わり、クールな一面を魅せる「一撃」と「ラックハック」。「ラックハック」はボカロPであるノイが作詞作曲した楽曲だが、ライブでは生バンドのアレンジによって原曲とは違った雰囲気を持たせていた。
4曲目「フルカウント」は、まるで空を飛んでいるようなメロディに4人の穏やかな声がのった疾走感あふれる一曲。曲の中盤に響き渡る加賀美の力強い「Yeah」は、当初は甲斐田が振り当てられたところを加賀美に託したという逸話があるくらい、自分の力で切り拓いていく未来への希望が伝わってくる。