椎名林檎がこの夏、加速する 映画&ドラマ、フェス、漫画……果敢なコラボレーションに注目
さらに、今年6月にはマンガ『ふつうの軽音部』(少年ジャンプ+)とのスペシャルコラボレーションも実現。『ふつうの軽音部』は原作・クワハリ、作画・出内テツオによる青春音楽マンガ。2024年1月より集英社のマンガアプリ『少年ジャンプ+』で連載中の同作は、実在のアーティスト名や楽曲が多く登場し、その音楽への眼差しとリアルな高校生の日常描写、軽音部描写がSNSを中心に大きな話題を呼んでいる。最新7巻では主人公・鳩野ちひろが所属するバンド・はーとぶれいくが、東京事変の「閃光少女」を演奏するエピソードが収録されており、今回のスペシャルコラボレーションでは「閃光少女」の歌詞と『ふつうの軽音部』作中の絵を組み合わせたビジュアルが計15枚制作され、東京・渋谷の各地に屋外広告として掲示された。
━━━━━━━━━━━━━━━⁰ 『ふつうの軽音部 』7巻⁰スペシャルコラボビジュアル公開!⁰━━━━━━━━━━━━━━━⁰⁰ふつうの軽音部×東京事変「閃光少女」⁰⁰たくさんの反響ありがとうございました!⁰感謝を込めてスペシャルコラボビジュアルを全て公開!… pic.twitter.com/jJqs6hDN6g
— ふつうの軽音部【公式】 (@FutsunoKeionbu) June 10, 2025
一瞬の煌めきを描き出す「閃光少女」と、青春の刹那性を描く『ふつうの軽音部』がオーバーラップするこのスペシャルコラボレーションで、改めて楽曲の魅力が幅広い層に広がったと言えそうだ。
ここまでも充実の活動を展開している椎名だが、今年はさらに楽曲提供も展開。演歌歌手・山内惠介に新曲「闇にご用心」を提供したことが明らかになった。「闇にご用心」はアニメ『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』(フジテレビ系)のエンディングテーマに決定しており、7月6日より放送される。なんと、山内は椎名の母校の後輩。そんな縁のあるふたりによるタッグで『ゲゲゲの鬼太郎』のおどろおどろしくもユーモラスな世界観が描き出される。
山内惠介、椎名林檎と初タッグの新曲が『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』新EDテーマに
山内惠介の新曲「闇にご用心」が、現在放送中のアニメ『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』(フジテレビ)7〜9月期のエンディング…今夏の椎名はジャンルを飛び越えてドラマ、映画、アニメ、マンガといったさまざまな作品と果敢にコラボレーションしつつ、自身のファンだけでなく多くのアーティストのファンが集まる夏フェスへも挑む、外に開けた活動を幅広く展開することとなりそうだ。加速する椎名林檎の活動から目が離せない。


























