TRACK15の涼やかなサウンドを形作るもの シンガロングで心を通わせた『season』ツアーファイナル公演

観客の歌声とともに「話したいこと」「千年計画」を鳴らし、音楽を通じて親密な会話を重ねながら本編は終了。アンコールでは、新曲「ハッピーエンドで」が披露されるというファンにとって嬉しい展開があった。ポップなアッパーチューンだけに、観客は早速、リズムに合わせて体を揺らしたり、ラララと歌ったり、蓮と一緒にピースを掲げたりしながら楽しんでいる。TRACK15はもうすぐ始まる夏に向けてこの曲を作ったそうだが、確かに、野外フェスの開放的なロケーションだとより映えそう、かつ、サーキットイベントで初見のお客さんの心を一瞬で鷲掴みにできそうな曲だった。それに、この夏のフェスやサーキットに限らず、もっといろいろな場所で彼らのライブを観てみたいなという気持ちも自然と湧いてくる。バンドの未来を感じさせる、爽やかなエンディングだった。

■セットリスト
1.脇役スター
2.シティーライト、今夜
3.青い夏
4.君ノーベル
5.私的幸福論
6.ふゆのうた
7.話したいこと
8.千年計画
En.ハッピーエンドで(新曲)

























