CUTIE STREET、海を越えて小細工なしで届けた日本の“KAWAII” 大合唱&特大コールで熱狂の韓国ワンマン

CUTIE STREET、熱狂の韓国ワンマン

 “KAWAII”一本勝負ーー日本での勢いそのままに、韓国の地でも“CUTIE STREETらしさ”を炸裂させたハッピー溢れる一夜だった。

 古澤里紗、佐野愛花、板倉可奈、増田彩乃、川本笑瑠、梅田みゆ、真鍋凪咲、桜庭遥花の8人からなるCUTIE STREET(通称:きゅーすと)が、7月25日、26日の2日間にわたり、韓国・ソウルの世宗大学 大洋ホールにて単独ライブ『CUTIE STREET Live in Korea 2026 SUMMER』を開催。会場には2日間でのべ約4,000人のファンが集結した。

 アソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」より2024年8月にデビューした彼女たちのコンセプトは“KAWAII MAKER”。年齢も経歴も異なる8人が原宿から世界へ向けて“KAWAII”を発信し続けている。今年3月には韓国の音楽番組『M COUNTDOWN』(Mnet)初出演を果たし、同月の韓国初単独ライブはチケットが即完売。6月にも『MUSIC BANK』(KBS)や『2026 Weverse Con Festival』へ出演するなど、韓国での注目度は増すばかりだ。今回の公演は、そんな現地ファンの熱いラブコールに応えて実現した待望のアンコール公演となる。

 7月26日、2日目のこの日、“きゅーてすと”(ファンの呼称)も気合十分。客席を埋め尽くすのは、推しのメンバーカラーのペンライトやグッズを身に纏った熱烈な現地ファンたちで、会場はカラフルかつポップに煌めいていた。SE「Overture」に乗せ、白を基調にメンバーカラーをあしらった、まるでプリンセスのドレスのようにふわふわな衣装で8人が登場すると、場内は大きな歓声に包まれる。高揚感が満ちるなか、ライブは「ゆめみるプリマドンナ」で全力かわいく幕を開けた。

CUTIE STREET

 続く「프리큐큐(ぷりきゅきゅ 韓国語 ver.)」のイントロが流れると大歓声が巻き起こり、巧みな韓国語歌唱とコール&レスポンスで場内の一体感を加速させる。さらに、当日に配信リリースされたばかりの「큐스토의 노래(きゅーすとのうた 韓国語 ver.)」を披露。メンバーの自己紹介が込められた歌詞をキュートに歌い上げていくなか、真鍋の紹介パートで見せたテンポ感溢れるキレッキレのダンスは圧巻の一言。勢いそのままに「Error404♡」まで怒涛の盛り上がりで一気に駆け抜ける。

CUTIE STREET

 MCでは全員が一生懸命に韓国語で挨拶。トップバッターの川本をはじめ、手に書いたカンペをチラ見しながらも現地のきゅーてすとに生の声で感謝を伝えようと言葉を紡いでいく。一人ひとりの想いがこもった健気な姿に、客席からは「かわいい!」と日本語の歓声があがり、会場は温かい雰囲気で満たされていった。最後は板倉が「最後まで一緒に楽しんでいきましょう!」と客席を巻き込み、ライブは中盤戦へ。

 夏らしくキャッチーなブロックでは、「ハロハロミライ」の〈みんな一緒に描いていこう〉という歌詞通り、メンバーと客席の手の振りが完璧にシンクロ。「ラブトレ」では佐野の心地よい低音ボイスが響き渡ってコールを誘発し、「モアベリサマー」ではタオルを振り回すパフォーマンスで夏らしさが炸裂する。普段は“わたあめボイス”で魅了する桜庭が青空のような伸びやかな歌声で突き抜ければ、ラストは真鍋の甘く色気のある歌声が少し切なく締めくくり、まるでドラマチックな夏の終わりのような余韻を残した。

CUTIE STREET
古澤里紗

 続くユニットブロックでは、8人でのパフォーマンスとはまた違った“KAWAII”一面を提示する。古澤・川本・梅田の3人による「I Amai Me Mind」では、ステージに並んだスタンドマイクが映える歌とダンスで、場内をゆるかわいく包み込む。綺麗な三重奏に、客席からも「かわいい!」「ぴょんぴょん!」と完璧な合いの手が飛び、幸福感が満ちていく。

 再び8人が揃うと、「かわいいさがしてくれますか?」へ。川谷絵音が手掛けたオシャレなポップソング「ナイスだね」では、古澤の甘く愛らしいボーカルが光り、一方で梅田はラップ調のクールな小気味良い歌唱で引き込んでいく。一転して佐野・板倉・増田・真鍋・桜庭による「Crush on you」では、増田のニヤッとした愛らしくもイケメンな笑顔で一瞬にして世界観へ誘い、間奏で板倉のソロダンスが鮮烈に決まるなど、魅惑的な表情と激しくダンサブルなパフォーマンスのギャップで観客をノックアウトした。

CUTIE STREET

 後半戦は「チョットヒトサジ」からスタート。ミニコーナーでは佐野や桜庭によるBTSの「Dynamite」をはじめ、メンバーたちがK-POPダンスを披露するサプライズで現地ファンを沸かせる。「キューにストップできません!」でスパートをかけると、「でぃすこみゅーたんと!」「ちきゅーめいくあっぷ計画」「ハッピー世界!」とキラーチューンを畳みかけ、盛り上がりは最高潮に。本編ラストは代表曲「귀엽기만 하면 안 되나요?(かわいいだけじゃだめですか? 韓国語 ver.)」で、会場全体を巻き込む大合唱と特大コールが響き渡り、すさまじい熱気のなかで本編を終えた。

 アンコールを求める熱烈な声援に応えて再び登場した8人。ここで、次回韓国ワンマンライブ『CUTIE STREET Live in Korea 2027 WINTER』が2027年1月23日にKINTEX Hall 9Aで開催されることがサプライズ発表される。ライブハウスから今回のホール、そして5,000人規模の大舞台へと突き進む吉報に、客席からはこの日いちばんの歓声と「かわいい!」の声が飛び交った。

 余計な小細工一切なしの、まさに“KAWAII”一本勝負だったソウル公演。衣装チェンジや凝ったセットなどはなく、板の上一枚でただただCUTIE STREETの魅力をそのまま全力で出し尽くしてみせた。それはエンターテインメントの原点のようなシンプルさであり、日本の“KAWAIIカルチャー”をダイレクトに詰め込んだ、まさに“アイドル”のステージだった。これからも彼女たちは“KAWAII MAKER”として、日本のみならず韓国、そして世界をメロメロにさせていくはずだ。原宿から海を越えて熱狂的なきゅーてすとを生み出し続ける未来を予感させる、そんな一夜だった。

CUTIE STREET

<セットリスト>
00 Overture
01 ゆめみるプリマドンナ
02 프리큐큐(ぷりきゅきゅ 韓国語 ver.)
03 큐스토의 노래(きゅーすとのうた 韓国語 ver.)
04 Error404♡
05 ハロハロミライ
06 ラブトレ
07 モアベリサマー
08 I Amai Me Mind[古澤里紗・川本笑瑠・梅田みゆ]
09 かわいいさがしてくれますか?
10 ナイスだね
11 Crush on you[佐野愛花・板倉可奈・増田彩乃・真鍋凪咲・桜庭遥花]
12 チョットヒトサジ
13 キューにストップできません!
14 でぃすこみゅーたんと!
15 ちきゅーめいくあっぷ計画
16 ハッピー世界!
17 귀엽기만 하면 안 되나요?(かわいいだけじゃだめですか? 韓国語 ver.)
ENCORE
18 キュートなキューたい
19 かわいいだけじゃだめですか?

■公演情報
『CUTIE STREET Live in Korea 2027 WINTER』
開催日:2027年1月23日(土)
会場:韓国・ソウル KINTEX Hall 9 A
※詳細は後日発表

■リリース情報
デジタルシングル「큐스토의 노래(きゅーすとのうた 韓国語 ver.)」
配信中
配信URL:https://kawaii-lab.lnk.to/Song_of_CUTIE_STREET_Korean_ver

■関連リンク
公式サイト:https://cutiestreet.asobisystem.com/
YouTube:https://www.youtube.com/@CUTIE_STREET
X:https://x.com/CUTIE_STREET_
Instagram:https://www.instagram.com/cutie_street_/
TikTok:https://www.tiktok.com/@cutie_street

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる