KinKi Kids、サブスク解禁で広がる新たな楽しみや発見 堂本剛が明かした“粋な仕掛け”の背景
356曲もあれば、なかなかステージで歌う機会がない楽曲も生まれてくる。そこを逆手にとってスポットライトを当てようというのが「覚えてない曲やってみよう!」だ。もともとYouTubeで堂本光一が「剛は歌えるのか?」と、曲をかけたことから始まったと言われている企画。それを「2人でやろうや、おもろいから」とライブ会場でやることになったのだと明かした。
また、この企画の誕生には「3人目のKinKi Kids」と言われるほど、彼らとともに音楽を作り続けてきた堂島孝平の存在も欠かせない。もともと「堂島孝平くんと僕がプライベートでカラオケに行ったときにやってたことが、事の発端ではありますけどね」と堂本剛は語り始めた。
「全然知らない曲を入れて、『え、この曲なんなん?』っていうフリが来たら、『この曲はね、昔幼稚園ぐらいから結構聴いてたんですよ』『へ〜、そうなんですか』ぐらいからイントロ終わっちゃうんで、そこから知らない曲のコード進行だけを聴きながら歌って、歌を完成させるっていう遊び」というから、なんとも贅沢だ。
サブスクが始まる前から、本人たちがこういう形で楽曲を繰り返し愛でているのもKinKi Kidsの魅力。ならば、我々もタイトルだけ見ても「あれ、どんなメロディだっけ?」という曲たちをプレイリスト化して、聴き進めていく遊びもできそうだ。
他にも、SNSを覗けばファンたちがこぞっておすすめの曲をテーマごとにまとめている。2人の共作曲、KinKi Kidsならではの重めサウンドに、笑いを愛する2人だからこそのトンチキ曲まで。もちろん、時代を創ったヒットソングも。
5月23日からはKinKi Kidsを愛する人たちが選ぶ名曲プレイリスト企画「KinKi Kids Playlist Library」も公開される。1曲1曲の良さを噛みしめるのはもちろんだが、誰の心にどんなふうにKinKi Kidsが届いたのか。その背景に思いを馳せながら楽曲に触れていくこともKinKi Kidsのサブスク解禁で広がった楽しみだ。
























