増田貴久と岩田剛典、グループでの経験あっての新たな挑戦 ソロとして初の首位を獲得した2人の輝き

CD Chart Focus

参考:
https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2025-02-24/
https://www.oricon.co.jp/rank/ja/w/2025-02-24/

 2025年2月24日付のオリコン週間シングルランキングでは、EXILEと三代目 J SOUL BROTHERSを兼任して活動する岩田剛典の『Phone Number』が初週4.4万枚を売り上げ、初登場1位を獲得。自身初のソロアーティストとしての同ランキング1位となり、2021年にリリースしたソロデビュー曲『korekara』の初週2位を上回る好スタートを切った。一方で、同日付のオリコン週間アルバムランキングでは、NEWSの増田貴久による初のソロアルバム『喜怒哀楽』が、初週8.3万枚を売り上げて初登場1位に。奇しくもグループとソロ活動を両立している2人が、それぞれのランキングで1位に輝くという快挙が生まれた週となった。

 『Phone Number』は、岩田がユニバーサル ミュージック・Virgin Musicと新たにタッグを組んでリリースした第1弾シングル。これは、「アーティストとしてグローバルに活躍したい」という本人たっての希望で実現したそう(※1)。そんな“決意”の1曲は、グルーヴィーなベースラインと軽快なギターカッティングが印象的なファンクチューン。

岩田剛典 - Phone Number (Official Music Video)

 曲調はもちろん、“令和版の昭和歌謡”とも言える男女の恋の駆け引きを綴った歌詞にもアダルトな雰囲気が漂っており、グループで活動している時とはまた違った岩田の一面が垣間見える。特にホーンセクションで盛り上がりを強調したサビでは、切なげな裏声を多用した歌唱が楽曲の世界観とマッチ。3分未満の楽曲とは思えないほど、濃密な空気が曲を支配している。

 カップリングには待望のCD化となる「MVP」も収録。表題曲とは一転し、アグレッシブかつ強気のサウンドとラップパフォーマンスで魅せる曲となっており、世界に打って出ようとする彼の意気込みが伝わるようだ。

 一方で、増田の『喜怒哀楽』は、アカペラやハーモニー、ラップ、多重録音、ダンストラック、カバーなど、ジャンルレスで多彩な歌唱や音楽表現に挑戦した意欲作。リード曲「喜怒哀楽」はまさにそんなアルバムのテーマを象徴する1曲で、圧巻の声量で聴かせるアカペラから始まり、アッパーでキレの良いラップパート、しなやかな声質をいかんなく発揮したバラードと、変幻自在の表現スタイルを次々に披露。アーティストとしての引き出しの多さを改めて見せつけた。

増田貴久 – 喜怒哀楽 [Official Music Video]

 収録された全9曲には、デジタルサウンドと増田の生身のボーカルとが奇跡的に融合したm-floの☆Taku Takahashiがプロデュースした「Echoes」や、メッセージ性のある歌詞と美メロで聴かせるGRe4N BOYZ提供楽曲「物語」など、さまざまなアーティスト/クリエイターが参加。信頼する人々のバックアップを得て、のびのびと音楽の世界で翼を広げる喜びが全編にわたって感じられる。 

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