NEXZ 東京タワーで日本デビューを報告 NiziUの弟分として「希望や愛を与えられるような存在に」

 JYPとソニーミュージックによる日韓合同オーディション・プロジェクト『Nizi Project Season 2』から誕生したボーイズグループ・NEXZ(ネクスジ)が、6月14日に東京タワーメインデッキにあるClub333にて、日本デビュー発表記者会見を開いた。

HARU

 YU(ユウ)、HARU(ハル)、SO GEON(ソ ゴン)、TOMOYA(トモヤ)、YUKI(ユウキ)、HYUI(ヒュイ)、SEITA(セイタ)の7人からなるNEXZは、JYPが送り出すStray Kids以来約6年ぶりのボーイズグループ。『Nizi Project』から輩出されたガールズグループ NiziUの弟分にあたる。

SO GEON

 オーディションの模様は『DayDay.』(日本テレビ系)で放送され、同日14日には番組に生出演し、グローバルデビュー曲「Ride the Vibe」を披露した。なお、記者発表はメンバーを我が子のように見守ってきた『DayDay.』MCの武田真一アナウンサーが務めている。

TOMOYA

 まず7人はフレッシュな挨拶の後に、緊張の面持ちでマスコミからのフォトセッションに応じた。それぞれのチャームポイントや特徴などを混じえた自己紹介を終えると、昨日から一生懸命練習してきたというグループ名の由来や今後の予定などを武田アナウンサーのインタビューのもと、7人が順に話していく。

YUKI

 NEXZとは“Next Z(G)eneration”を意味し、『Nizi Project』から生まれた証として“N”と“Z”を冠し、次世代を担うメンバーが集い、新しい音楽とパフォーマンスを届け、新時代を切り開いていくというメッセージが込められている。ファンの愛称は「NEX2Y」で、「“NEXT TO(2)YOU”=お互いがいつもそばにいる存在」の一部から名付けられた。SO GEONは、「この名前の通り、僕たちはいつもNEX2Yのそばで希望や愛を与えられるような存在になりたいです」とコメントした。

SEITA

 東京タワーでデビュー記者発表会見を開きたいというのはメンバーのアイデアから。HYUIは「東京タワーのように世界中の方々から愛され、大きな存在になりたいという思いを込めて、今回NEXZが東京タワーで記者発表を行わせていただくことになりました」と東京タワーという場所を選んだ理由を明かしている。7人のデビューを祝福するかのように、天気は快晴だ。

HYUI

 日本デビューについては、8月21日にJapan 1st EP『Ride the Vibe (Japanese Ver.) / Keep on Moving』のリリースが決定。さらに8月からはメンバーの地元である福岡、大阪(関西)、東京を巡るアリーナクラスのショーケース『NEXZ SHOWCASE 2024 “Ride the Vibe”』を開催。イベント出演も続々と決まっており、7月27日には『明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo』ヴィッセル神戸 vs. トッテナム ホットスパー戦で「Keep on Moving」を披露する。会場は国立競技場だ。SO GEONは「いつか僕たちも(国立競技場で)単独コンサートができるグループになりたいです」と夢を語った。

YU

 質疑応答では、「YUから見て、『Nizi Project Season 2』で一番成長したメンバーは?」という質問に、YUは“虹の奇跡”と言われたSO GEONの名前を挙げる。「努力を惜しまず毎日一生懸命頑張ってる姿を見てかっこいいなと思っていたし、今でもずっと努力しているのを見ているので、一番成長したのではないかなと思います」と答えた。

 「『Nizi Project Season 2』を経て、今に活かしていることは何でしょう?」という問いかけには、HARUが「自分がどうやったらうまく見えるか、チームとしてどうすれば完成度の高い最高の舞台を作れるか、たくさん研究をしてきたのが、今となっては役に立ってるのではないかと思います。活動しながらも、一つひとつの舞台を大切にしながら研究して準備をしています」と話している。

 「日本デビューにあたって、J.Y. Parkから何かかけられた言葉は?」という質問には、「映像を全部見たけど、本当にうまくやっていて、どれだけ練習したのかが伝わってくる。このまま頑張れば本当に大きなグループになれるから、今の気持ちを忘れずに頑張ってほしい」という言葉をもらったことをHARUが伝え、「これからも今の気持ちを忘れずに頑張っていこうと思いました」と思いを明かした。

 「オーディションを経てデビューしてから変わったこと」という話題には、TOMOYAがオーディション中はライバル同士でもあったが、デビューが決まり一つのチームになってからは、「本当の家族のようにお互いが助け合って、毎日楽しい日々を過ごしています。新しい家族ができたことが一番変わったのかなと思います」と答えた。7人は現在韓国で共同生活を送っている。グループの中では“お父さん”のYUがいつも料理をしてくれているようだ。武田アナウンサーから「みんな楽しい? プライバシーがほしいなとかないの?」という突っ込んだ質問がなされると、SEITAは、リーダー TOMOYAが「僕たちは家族だから常に一緒」というのを心がけてくれていると話す。「ご飯を食べる時も7人、ゲームをする時も7人、どこか出かける時も7人。 僕たちはもうずっと磁石のようにくっついてるくらい仲がいい。そういう感じのグループです」と無邪気に答え、マスコミ陣を和ませていた。

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