張惠妹 aMEIによる至福の歌声 観客の大合唱も響き渡った日本武道館ライブ

張惠妹 aMEI、日本武道館レポ

 今回の日本公演の実現には、日本人関係者の尽力があってこそだったとアーメイ。MCでは、日本人のスタッフやバンドメンバー、客席で観ていた台湾出身の先輩歌手であるジュディ・オングも紹介され、アーメイの呼びかけで会場が拍手に包まれる場面もあった。

 MVが2000万回超えの再生数を記録したヘヴィなビートのヒップホップナンバー「傲嬌」でスタートしたライブ終盤戦、間髪入れず9週連続でチャート1位に輝いた1997年の2ndアルバム表題曲「Bad Boy」を繰り出す。「みんな手を挙げて!」「一緒に踊るよ!」など彼女が呼びかけると、一体となって一緒に歌って踊った会場。そしてラストを締めくくったのは、アーメイのライブでは欠かせない「三天三夜」というナンバー。まるで野外フェスのようにかけ声をあげ、手を揺らして一緒に歌った観客。バンドメンバーもステージ最前にずらりと並び、演奏とパフォーマンスで観客を圧倒。最後は紙吹雪が吹き上がってステージを華やかに彩り、日本武道館は至福の時に包まれた。

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