imase「これからも等身大の曲を」 満員のラゾーナ川崎でアルバム『凡才』リリースイベント開催

imase、ラゾーナ川崎でリリイベ開催

 1曲目に披露した「Have a nice day」も今作に収録されているが、MCでimaseは、「今聴き直すと、“もっとこうすればよかったな”と思うこともある」と明かす。一方で、その時の自分にしか作れない部分もあるといい、「これからも等身大の曲を作っていきたい」と今後の活動への意気込みを語った。

 優しいファルセットが光る「でもね、たまには」を届けたあとは、「アルバムに入っている新曲を1曲やろうと思います!」と、「BONSAI」を初パフォーマンス。3年間の歴史が詰まったアルバムの1曲目に相応しい、これまでの自身のことを歌った楽曲である。imaseもお気に入りの曲だといい、「いろんなことを振り返るきっかけになった」とも話す。

imase(撮影=後藤壮太郎)

imase(撮影=後藤壮太郎)

 バンドメンバーの紹介を経て、ラストは彼の名前が日本を飛び越え、世界へと大きく広がるきっかけとなった「NIGHT DANCER」を披露。軽快なビートに合わせて観客の大きなクラップが響き渡り、この日いちばんの盛り上がりを見せた。

 音楽経験ゼロから、わずか3年で目まぐるしい活躍を見せるimase。3年間の集大成とも言える名刺代わりのアルバムを携え、6月からは自身初のアジアツアー『imase 1st Asia Tour “Shiki”』も控えている。“凡才”だと称する彼の音楽は、日本のみならず国外へと大きく広がっていく。彼がこの先もどんな輝かしいストーリーを見せてくれるのか楽しみだ。

imase(撮影=後藤壮太郎)

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