imase、TikTokでの大ヒット曲がバイラルチャート急上昇 言葉のループが生み出す心地よいグルーヴと奥深さ

参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(1月13日公開:1月6日~1月12日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:imase「Have a nice day」
2位:Carolina Gaitán – La Gaita, Mauro Castillo, Adassa, Rhenzy Feliz, Diane Guerrero, Stephanie Beatriz, Encanto – Cast「We Don’t Talk About Bruno」
3位:Jnr Choi「TO THE MOON」
4位:JIN「Yours」
5位:新東京「Cynical City」
6位:King Gnu「一途」
7位:Muni Long「Hrs and Hrs」
8位:IVE「ELEVEN」
9位:Jessica Darrow「Surface Pressure」
10位:Edison Lighthouse「Love Grows (Where My Rosemary Goes) 」

 新年らしくお正月の定番「春の海」が1位と6位に同時ランクインするチャートになった先週のSpotifyウィークリーバイラルチャートから一転、今週のチャートは初登場楽曲のランクインが相次ぐなど様変わりした。

 詳しく見ていくと、先週から引き続きディズニー最新作『ミラベルと魔法だらけの家』の関連楽曲「We Don’t Talk About Bruno」が2位をキープするなか、同作品関連楽曲の「Surface Pressure」が11位から9位に上昇するなど、年末から続く『ミラベルと魔法だらけの家』の人気は衰えるどころかまだまだ大きくなりそうだ。そして、ベスト10の半分が入れ替わる目まぐるしいチャートを制したのは、初登場のimase「Have a nice day」。音楽活動を開始してからわずか1年というimaseの初リリース楽曲「Have a nice day」にスポットライトをあててみよう。

 imaseは、TikTokを中心にオリジナル曲を投稿している21歳の新世代男性アーティスト。TikTokでの再生回数や影響力などを総合的に集計した国内週間楽曲ランキングでは2021年11月にオリジナル曲「逃避行」が1位を獲得し、今回Spotifyウィークリーバイラルチャートで首位を獲得した「Have a nice day」は、同年10月に2位にランクインするなど楽曲のリリース前から大きな反響を呼んでいた。そして、満を持して12月に「Have a nice day」を正式リリースしてからは、TikTok総再生回数が3億回を超えるほどのヒット曲に成長。あわせて、imaseのメジャーデビュー決定も発表されており、音楽活動を開始してからわずか1年にしてimaseの勢いは止めることはできないほどに加速している。

【imase】逃避行(弾き語りver.)

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