SG、4つのテーマで表現した等身大の人生 新曲からカバー曲まで充実の『Rebuild 7 colors』
一度本編を締め括った後、第2部「スーパーSGタイム」へ。“撮影OKタイム”では、再びDJ GINTAを呼び込み、この日2度目の「Way Back Home」を披露。続く“リクエストタイム”では、2つの候補曲のうちどちらを披露するか観客のリアクションを踏まえて決定する流れだったが、フロアからの熱いリクエストを受けて2曲とも披露することが決定。SGは、韓国語で「雪の華」(中島美嘉)と「I LOVE YOU」(尾崎豊)をカバーし、歌い終えた後、「好きな歌歌って拍手もらえる人生、幸せです。本当にありがとうございます」と深い感謝の気持ちを伝えた。そして、最後のコーナー“リクエストタイム2”では、3つの候補曲のうち、「Friends」とこの日2度目の「Cheese」を披露。SGは、曲中に「次会った時はさ、この歌一緒に歌いたいの!」「だから覚えて!」と叫んでいたが、楽曲そのものが誇る鮮やかなポップさと相まって、未リリースの新曲とは思えないほどの熱気がフロアに生まれていた。
ここでライブは終了となったが、終演後に、GENIEチケット(ファンクラブ限定チケット)を持つ観客のためのコーナーが設けられた。1曲目は、SGが大好きで、昨年のライブの会場BGMとして起用していたブルーノ・マーズ「Versace on the Floor」のカバー。SGは床に座りながら歌っていて、彼のカジュアルなフィーリングと親密な空気感がライブ本編よりも色濃く感じられた。続いて、父の還暦パーティ用の動画を撮って送る際に歌ったというQueen「I Was Born To Love You」のカバーへ。「今日は、GENIEのために俺は生まれてきたよ、という意味を込めて歌います」という言葉が印象的で、何より、今までのライブでは見せたことのなかったような強烈な気迫を感じさせる歌、躍動感が溢れるパフォーマンスに圧倒された。最後にSGは、「幸せとは何か?」という問いについて、「自分の何かを人に与える時が一番幸せ」と自身の幸福論を語り、「みんなのためなら、死んでもいいや」という言葉を添えてラストナンバー「死んでもいいや」を披露した。まさに、幸せの絶頂を歌い届けるような渾身の歌を届け終えた彼は、「これからもよろしくお願いします」と真摯に挨拶をした。また、ライブに対して積極的になれなかったかつての自分を振り返った上で、ファンのおかけで自分の中のライブが楽しいものに変わったと語り、今回のライブ『Rebuild 7 colors』は大成功だったと万感の想いを語った。新しく「Rebuild」されたSGの未来への期待がさらに高まるような感動的な一夜だった。
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