ME:I「やっと会えた！」　YOU:MEとつくり上げる未来への希望に満ちた初のファンコンサート

　アンコールでは、グッズのTシャツをリラックス感たっぷりに着用したメンバーが『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のテーマ曲「LEAP HIGH! ～明日へ、めいっぱい～」をパフォーマンス。

　そして、MOMONAがファンへの感謝を述べると、11人がそれぞれ、本公演最後の挨拶を行った。「YOU:ME最高でした！」という声から始まったKEIKOの挨拶では、ファンへの愛情たっぷりに「会いたかったです！　皆さんにたくさんパワーをもらったので、これからも頑張ります」と、彼女らしい明るい言葉を投げかけた。TSUZUMIは「今まで辛いこともたくさんあったんですけど、YOU:MEのみなさんに会えて、そんなことどうでも良くなったし、私も幸せでした」と笑顔でコメント。RANはオーディション時から応援し続けてくれるファンの存在に感謝しながら、「たくさんのYOU:MEと会えて幸せに思っています。11人で恩返しできるように頑張ります。大好きです」と語った。

　AYANEは「たくさんの方にお会いすることができてすごく嬉しかった」「私自身、YOU:MEに幸せにしてもらったので、これからもっと頑張ります。愛してます」とファンと対面できた喜びを表現。MIUが挨拶の中でこれまでのキャリアに言及すると、彼女がようやく夢を叶えてステージに立っていることに対して「おめでとう！」と会場から無数の祝福の声が上がった。MIUはその声に感謝しつつ、「これからはアーティストとして、YOU:MEの皆さんに会えるのを楽しみにしています」とコメント。

　MOMONAはファンが活動の原動力になっていると語り、「ここからが始まりなので、この初心を忘れずに強く強く突き進んでいきたいと思います」と、リーダーらしく未来を見据えた言葉を紡ぐと、RINONも「皆さんの応援が頑張る力になるので、これからもよろしくお願いします」と語った。SUZUはステージから見える景色に幸せを感じているといい、「どんな花道も皆さんと一緒に走り続けたいです」と述べ、KOKONAは「（ファンコンサートの開催を）ずっと楽しみにしていて（中略）これで終わりじゃないので、次のステージでも会いたいなと思います」とファンとの再会を約束した。SHIZUKUは「これからは私が皆さんにいっぱいパワーをお届けするので、必ずまた会いましょう」とコメント。最後に挨拶を行ったCOCOROは、感極まった様子で「今日、本当にすごく楽しかったです」「やっとデビューできるんだなと実感が湧いてきて」「（ファンの）目の前でパフォーマンスすることができてすごく幸せです。これからも皆さんと一緒に、もっと素敵な未来をつくっていきたいです」と、これから本格始動する活動への思いを、一つひとつ丁寧に言葉を選びながら語った。

　アンコールのラストはオーディションの課題曲「&ME」を披露。ファンの熱い視線に見守られながら、最後の1秒までクールで華やかなパフォーマンスを行って、ME:I初のファンコンサートは大盛況のうちに幕を閉じた。

　ME:Iはこれから大阪と東京・代々木でのファンコンサートを行った後、5月には韓国のカルチャーフェスティバル『KCON JAPAN 2024』への出演を控え、いよいよ世界を見据えた活動の第一歩を踏み出すこととなる。「LEAP HIGH! ～明日へ、めいっぱい～」の歌詞の中に、〈夢が見たいなら希望になるよ／君と一緒だからどこまでも行こう〉というフレーズがあるが、今回のコンサートを通じて、ME:Iはまさにその歌詞を体現した唯一無二の11人であるように感じた。