ME:I、『日プ女子』からデビュー　JO1とINIの活躍から考えるグループの未来

　“日プ女子”の愛称で親しまれているオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』（Lemino）が12月16日に最終回を迎え、新たなガールズグループ「ME:I」が誕生した。ファイナルに進出した20名の練習生のうち、ME:Iのメンバーに選ばれたのは飯田栞月、石井蘭、海老原鼓、笠原桃奈、加藤心、櫻井美羽、佐々木心菜、清水恵子、高見文寧、村上璃杏、山本すずの11名。彼女たちはこれから本格的に準備を進め、多くのファンが待ち望むデビュー日を迎えることとなる。

　果たして、ME:Iはこれからどのように活動を展開していくのだろうか。ME:Iの未来を考える上でヒントを与えてくれるのは、やはり『PRODUCE 101 JAPAN』シリーズを通じてデビューしたJO1とINIの目覚ましい活躍ぶりではないだろうか。

　JO1は、『PRODUCE 101 JAPAN』で選ばれた11名で結成され、2020年3月4日にシングル『PROTOSTAR』でデビュー。デビューシングルからオリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得すると、同年6月にはデビュー後わずか3カ月で『KCON:TACT 2020 SUMMER』に出演。弾き語りやカバーダンスなど、各メンバーの個性を活かした圧巻のパフォーマンスを披露して、話題をさらっていた。

　その後、2020年末にはアジア最大級の音楽授賞式『2020 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS 』で「Best New Asian Artist」を受賞。デビュー年の勢いをそのままに現在に至るまで活動を次々と拡大させ、楽曲をリリースすれば各種音楽チャートで上位ランクインの常連となっているのはもちろんのこと、初のドーム公演の成功やアジアツアー開催、『紅白歌合戦』への出場など、数々の実績を作り上げてきた。