[Alexandros]、4年越しリベンジ叶えた青山学院凱旋ライブ 結成の地で交わした“世界一”への約束
![[Alexandros]、青学凱旋ライブレポ](/wp-content/uploads/2024/03/20240317-alexandros-99.jpg)
アンコールではまず、川上がひとりで登場。「ひとりでやろうとも思ったんですが、もうひとり呼びます。ギターと言えば……磯部寛之!」とアコギを持った磯部がステージに呼び込まれた。ふたりで演奏された曲は、「Adventure」。観客がコーラスパートを担う“セッション”も、ひとつのマイクでふたりが歌をのせる姿もまた、青学ライブだけの特別なシーン。「こんな豪華なギターデビューをさせてもらって俺は幸せ者です」と言う磯部にとっても、記憶に残る演奏だったと思う。

白井、リアドも再びステージに上がり、4人で未発表の新曲「Jullius」を披露。オルタナ経由のロックンロールでありながら、髄所に独創性に富んだアイデアが反映され、他のどこにもない、[Alexandros]の音楽へと結びつく。この曲を聴いて筆者は、彼らのクリエイティビティがさらに自由に広がっていることを確信した。
「まだどこかのタイミングで青学に戻ってこられたらと思っています」「青学のマスコット(EAGOという鷲=イーグルをモチーフにしたキャラクター)、何だか知ってますか?」「我々も日本一、みなさんを遠くに飛ばせるバンドだと思ってます」というMCに導かれたのは、代表曲のひとつである「ワタリドリ」。最後に2010年リリースの初めてのシングル曲「city」を放ち、ライブはエンディングを迎えた。

5月15日に約2年ぶりとなるニューシングル『SINGLE 1』をリリース。そして、6月には東京、名古屋、大阪、福岡のライブハウスを巡るツアー『SINGLE 1 TOUR』の開催も決定。さらに10月26日、27日には野外で行う初めての主催フェス『THIS FES ’24 in Sagamihara』も控えている。記念すべき“青学凱旋ライブ”を成功に導いた[Alexandros]はここから、活動のギアを一気に上げることになりそうだ。



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