平野紫耀とIMP. 佐藤新、憧れの存在から同じチームの仲間へ 歌、ダンス、天然っぷり……ふたりの共通項で導くスターの素質
一方平野は、TOBE所属発表と共に開設したInstagramで行ったライブ配信にて、日本の好きな県を“名古屋”と答えたり、たびたび席を立ちフレームアウトするなど自由な姿を垣間見せている。隣で鋭いツッコミや的確なフォローを入れる神宮寺勇太を頼りにしながら、伸び伸びと振る舞う姿も。平野が自由に運営している個人SNSでは、彼の人間味溢れる一面をさらに深く知ることができそうだ。
普段は天然なふたりだが、ステージに立つと別人のように目の色を変えるところも共通点として挙げたい。平野のハスキーな歌声は、切ない雰囲気を作り出したり、エッジの効いたお洒落な印象に仕立てたりと、曲によって聴こえ方の変わる大きな武器だ。佐藤はIMP.のデビュー曲「CRUISIN'」で序盤の〈同じ瞬間 同じ気持ちを〉という耳に残るフレーズで一気に聴き手を曲の世界観に惹き込む役目を果たしている。
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また、ダンスの実力としてもふたりの共通項は多いように思う。平野は、アイドルソングから難易度の高いダンスナンバーまで、なんでも器用に踊りこなすスキルとしなやかさの持ち主だ。そして佐藤は、YouTubeチャンネルやTikTokにアップされている個人のダンスチャレンジ動画などでは、グループ内でも飛び抜けた再生数を誇る。彼のスマートなダンスと滑らかな強さがファンのみならず、多くの人たちを虜にしている。普段の様子とステージ上でのギャップも、ふたりの持つスター性に繋がっているのかもしれない。このふたりはキャラクターだけでなく、パフォーマンスでもファンの心を掴んでいるのだ。
憧れの先輩と後輩という関係ではありつつ、新しい環境での仲間としてさらに距離を縮めていくだろう。唯一無二のアイドルの星を持つ平野と佐藤の関係性がこれからどう変化していくか、注目だ。

























