新シリーズ開始!『STATION IDOL LATCH!』田丸 篤志&高塚 智人インタビュー 「エキメン総選挙」など加速する展開への想い

『STATION IDOL LATCH!』インタビュー

「エキメン総選挙」、新キャラ登場、新曲「Going My LATCH!」…加速する展開

――そして新シリーズ、「エキメン総選挙」もスタートしました。

田丸:『LATCH』の物語って想像もしていないような方向に進むことが多いので、またとんでもない企画が来たな、と。人数が多いので、総選挙だと規模が大きなものになると思うんですけど、現時点で僕はその先の物語がどうなるかを知らないので、本当に未知の領域。作品に近いところにいる僕らもドキドキワクワクできるコンテンツとして、また大きく動いているな、と思います。

高塚:勢いがすごいなっていうのをシンプルに感じましたね。総選挙って他の作品でもあると思うんですが、作品の中でストーリーを通してやる、というのはあまり聞いたことがない。総選挙を目の当たりにして、「がんばるぞ」っていうメンバーがいたり、動揺しているメンバーがいたり。今後ストーリーが進むとわかってくるんですが、皐月さんは公式サイトのボイスでも雲行きの怪しいコメントを出していて……実はあまり乗り気じゃないんですよね。

田丸:うちはやる気グループなんですよ。

高塚:ですよね。でも皐月さんは、ユニット「花ゑみ」の中でもちょっといざこざが出てきちゃうくらいの展開があるんです。だから今後の皐月さんの動向を見てほしいです。

――ストーリー的にも、これまでと違った雰囲気の始まり方でしたよね。

田丸:ちょっと前に選抜を巡る争いがあって、そこでもモヤっとする人、闘争心をむき出しにする人がいて。結果的に30人全員でパフォーマンスをすること落ち着いて、「よし、平和になった!」と思ったんですけど、また競い合うことに……。ただ前回もそれで大きく成長するキャラクターがいたので、今回の「エキメン総選挙」を通してまた一皮、二皮むけて成長していくキャラクターがいるんじゃないかと思いますね。

――新キャラクターとして謎の秘書・桜田 カイも登場しましたけど、初めて見たときの印象は?

田丸:まず、山手線30駅以外のキャラクターの登場にびっくりしました。他の部署の存在はこれまで知らされてこなかったので、その存在自体に驚きましたし、下手したら我々を超えるくらいのクセの強いキャラで(笑)。もちろんクセがあるだけじゃなくて、見た目もかわいくて、「何を考えて総選挙を行なっているのか? どういう裏があるのか?」って考えちゃいましたね。「実は優しい人なのかも? でもちょっと怖い感じもあるし、どっちなんだろう」と、本当に僕らもわかりません。

高塚:今回新キャラが登場して、組織図が明確になって、「ああ、こういう形で『STATION IDOL LATCH!』というものが肉付けされているのか」、と。全体図がわかると、彼らがどういう形でアイドル活動をしているのか、より明らかになると思います。新キャラの登場はすごく刺激になりますし、作品をより濃厚にするために必要なんだな、と。ただ、ポジションとビジュアルのギャップがめちゃめちゃあって(笑)。なんでこの子がこのポジションになったんだろう、というキャラクターの動向も気になります。カイくんがなぜここにいるのかというのもわからない状態なので、大注目の新キャラクターですね。

――さらに今回30人で歌唱する新テーマ曲「Going My LATCH!」がリリースされました。それぞれ好きなポイントや注目してほしい部分はありますか?

田丸:全部で音程が5つあって、人によってパートが分かれてるんです。ハモリを含めて音の混ざり合いを感じてもらえたら嬉しいですね。各キーで人数がまちまちなんです。ボリュームも若干異なるかもしれないんですが、そこも面白いと思います。

高塚:一番高いパートは一人で担当しているって聞きました。

田丸:あれだけ高い音、なかなか出る人いないよね。

高塚:大変だと思います。これまでもライブで全員で歌った曲(「LATCH! ~それが未来の扉~」)はあったんですけど、みんなで歌うテーマ曲は初めてで。相変わらずクオリティの高い曲を作っていただいて、それに伴って歌う方も難易度が高いと言いますか(笑)。さっきのキーの話もそうですけど、Aパートは高いのにサビはめっちゃ低い、みたいな歌割りに苦戦しましたね。

 あと、楽曲を盛り上げるために作っていただいたMVを観て、エモい気持ちになりました。新テーマ曲を作っていただいたおかげで、「またここから新しく始まるんだな」「『LATCH』ってこういうコンテンツなんだ」という、一つのシンボルのようなものが生み出されたと感じて、すごく嬉しかったですね。

――MVにはみなさんのレコーディング風景が映っていましたが、このようなMVができると聞いてどうでしたか?

「Going My LATCH!」(Official Music Video.) - STATION IDOL LATCH!

田丸:レコーディングの様子を撮るとは聞いていたんですけど、「30人もいるのに、どうなるんだろう?」って撮影時は自分の中でうまく想像できなくて。完成したものをあらためて観たら、やっぱりエモいですよね。あれだけの人数が一度に映ると、「この人数で『LATCH』やっているんだな」と。全員が出ているMVを作るということはめったにないですし、『LATCH』の規模の大きさを感じました。

――来年の1月にはアルバムの発売も予定されていますね。

高塚:楽曲はその作品の魅力を知るきっかけとしてとても大きいと思っているので、『LATCH』を知らない方にもアルバムを聴いてもらいたいです。一つひとつの楽曲のクオリティがとにかく高いので、アルバムを聴いたら『LATCH』を好きになるくらいの魅力があると思います。最近は配信もありますが、布教しやすいひとつにまとまったCDがリリースされるのは嬉しいですね。

「エキメン総選挙」は他のキャラの魅力を知るきっかけに

――音楽面で今後『LATCH』でやってみたいことはありますか?

田丸:うちのユニット「Aither」は、ユニット曲として壮大で規模感の大きい楽曲を歌わせていただいているんですが、王子様みたいなキャラがいて、元気いっぱいのキャラがいて、クールな僕がいて……とキャラクターそれぞれの個性はバラバラ。ソロとかで歌ったらどうなるのかな? というのは気になりますよね。

高塚:確かにソロ展開は気になりますね。

田丸:でも、唯一のソロ(百瀬 志生/新大久保駅、CV:古田一紀)がいるからな。でもシンプルに興味がありますね。

――では、音楽以外で今後やってみたいことはありますか?

高塚:いずれアニメ化を目指したいという希望があります。今後もストーリーを濃厚に描いてから、うまくまとめてアニメ化まで行けたらいいなと思いますね。

田丸:やっぱり駅って身近なものだと思うので、現実世界の駅とのコラボをより強くしたいですね。何をしたらもっと知ってもらえるんだろう。

高塚:難しいですよね。アナウンスとかできたら面白いと思うんですけど。

田丸:安全の問題で難しい面もあるけど、そんなセリフも演じてみたいよね。駅のホームじゃなくても、駅にキャラクターのパネルとかが置いてあって、駅とその周辺情報を案内するとか。

高塚:いいですね! QRコードを読み取ったり。

田丸:タッチパネルとかで「南口に出たい」って押したら、キャラクターが案内してくれたり、近くにある見どころを教えてくれたり。あったら面白そうだなあ。

高塚:『LATCH』を知らない人も、身近に感じてくれそうですよね。皐月さんは「話すの遅いよ! はやく案内してー!」とか言われそう(笑)。

田丸:あとは何度かやっていますが、イベントなどももちろん継続してやっていきたいです。

高塚:ライブの時もすごく凝った衣装を準備してもらって楽しかったので、定期的にライブでも盛り上げられたらと思いますね。

――「エキメン総選挙」投票期間中ですが、パッセンジャーのみなさんへのメッセージや意気込みなどはありますか?

田丸:神堂 唯姫くんに投票してくれたら嬉しいですけど、僕らもさっき投票して楽しかったんですよね。よく使う駅、好きなキャラクター、好きな声優さん、見た目が好き……投票するのはどんな理由でもいいので、シンプルに楽しんでほしいなと思います。『LATCH』は人数も多いので、あらためて各キャラクターに注目するきっかけになったら嬉しいです。

高塚:ブロックごとの総選挙なので、推しキャラクターがいるブロック以外も投票ができるんです。総選挙企画のおかげで他のキャラの魅力を知る、いいきっかけになるんじゃないかなと思います。もちろん“推し変”はしないでほしいですけど(笑)。

田丸:複数の推しが同じブロックにいる人は迷うかもね。

高塚:さっき僕がスラスラ書いてる隣で、田丸さんが二つ目のブロックでめちゃめちゃ悩んで止まってるから「どうしたんだろう?」と思ったら、一緒のユニットのメンバー2人が同じブロックにいて(笑)。あのパターンは大変ですよね。

田丸:でも、そこを悩むのも楽しみの一つなんじゃないかなと思います。

高塚:投票期間はまだまだ続きますからね。店舗での投票もありますし、公式サイトからも毎日投票できたり、いろんな方法があるので、複数の推しが同じブロックにいる場合は「こっちではこの人」みたいな投票の仕方もできますよね。全部を一つのキャラクターにつぎ込むのもありですし。とにかくみなさんでたくさん投票して、盛り上げてほしいです!

■リリース情報
「Going My LATCH!」
2023年8月22日(火)配信スタート
ARTIST: YAMANOTE LATCH ALL STARS
TITLE: Going My LATCH!
作詞: KOUDAI IWATSUBO/uyu.
作曲: KOUDAI IWATSUBO/Soma Genda
編曲: Soma Genda
レーベル: LATCH! Project/JRE
発売元: LATCH! Project
ミュージックビデオ:https://youtu.be/GnTkhefCoi4
配信:https://StationIdolLATCH.lnk.to/GoingMyLATCH
デジタルキャンペーン:https://latch.jp/news/detail/?id=300

2024年1月17日(水)1stアルバム発売

■『STATION IDOL LATCH!』関連リンク
「エキメン総選挙」投票サイト:https://latch.jp/vote/
オフィシャルサイト:https://latch.jp
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/latch_info
オフィシャルYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@LATCHofficial
オフィシャルTikTok:https://www.tiktok.com/@latch_info
楽曲配信:https://stationidollatch.lnk.to/Digital
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