ジャニーズWEST、音楽特番で発揮される盛り上げ力 ライブやバラエティもグループ一丸となって突き進む

 6月17日に約4時間に渡って生放送された関西発の音楽番組『カミオト―上方音祭―』(読売テレビ)を皮切りに、7月1日放送『THE MUSIC DAY 2023』(日本テレビ系)、そして7月15日放送『音楽の日2023』(TBS系)と音楽特番への出演が続くジャニーズWEST。

 さらに7月22日・23日の2日間に渡って放送される『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)内企画『FNS鬼レンチャン歌謡祭』に、第一弾発表アーティストとして濵田崇裕と神山智洋の出演が発表され、“音楽系特番にジャニーズWESTあり!”というほどに各番組を盛り上げている。

ジャニーズWEST&Aぇ! group「証拠」@カミオト-上方音祭-

 『カミオト―上方音祭―』は関西地区限定の放送ではあったものの、ジャニーズWEST公式YouTubeでは、「ジャニーズWEST&Aぇ! group「証拠」@カミオト-上方音祭-」として、ジャニーズWESTがAぇ! groupと共に披露した「証拠」のパフォーマンス映像を公開している。

 歌い出しからボリューミーなユニゾンを響かせ、サビのラストを神山とAぇ! groupの末澤誠也が向き合って歌唱。神山が末澤の胸をトントンと叩くなどのっけから熱いコラボレーションとなった。笑顔の藤井流星のピースサインで笑顔を誘い、カメラに向かってガッツポーズの濵田。重岡大毅は声を張り、オーディエンスを煽るように盛り上げる。藤井と佐野晶哉、中間淳太と福本大晴、重岡と草間リチャード敬太、ジャニーズWESTとAぇ! groupのメンバーそれぞれが声をぶつけ合うように、カメラそっちのけで見つめ……それも“ガン見”というほどに向き合っていた。続くパートでは、小瀧望と桐山照史が正門良規を挟んで歌唱していた。中でも印象的だったのは、後半の濵田と小島健の迷わず声を発するユニゾン、そしてサビの〈証拠だよ〉の一節。本楽曲の最も象徴的なパートで、桐山がマイクを外して末澤に託す。言葉にこそしないものの「行け、歌え、伝えろ」という桐山の熱い想いが伝わってきた。そして末澤もそれに応えるように迷わず歌声をぶつける。予定していたかは定かではないが、2組の滑らかなパフォーマンスに、一朝一夕には叶わない関西ジャニーズだからこその濃い空気感があった。

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