BE:FIRST MANATOのボーカルが他グループとの架け橋に BALLISTIK BOYZとのコラボで証明された歌の才能
MANATOの歌声に注目してみると、繊細さと柔らかさがありつつもハスキーで色気があることがわかる。しかも歌詞をしっかり聞き取れるのは、クリアな発音と余分なブレスがないことが理由だ。そして癖もないため、どんな歌い方をするボーカル陣にも溶け込んでフィットすることができるのだ。それでいて美しい高音を響かせることもでき、ミドル成分が感じられる強めの声も出せる。まさに“七変化”といったところで、素晴らしい才能の持ち主だと気づかされる。そんな彼の歌の才能が今回のコラボでも感じられたのではないだろうか。
MANATOの良さは、Aile The ShotaとBE:FIRST・SOTAとのユニット、ShowMinorSavageを見てもよくわかる。2023年2月22日にリリースされた1st EP収録曲「SUPER ICY」においても、Aile The Shotaのウィスパーボイスと、SOTAのストレートな歌声、どちらにも寄り添っていることがわかる。そんなMANATOなら、様々なタイプのアーティストと歌声を合わせてコラボができそうだ。
BE:FIRSTと他のダンス&ボーカルグループの繋がりが語られる際、SOTAがダンスで築いてきた人脈や、LEOのコミュニケーション能力の高さが注目されることが多いことは否めない。しかし、MANATOがこの歌声を武器にしてコラボをしていくことで“渉外役”となり、BE:FIRSTの輪をさらに広げていくこともできるのではないだろうか。彼と真逆の歌声を持つアーティストや、声質が近いアーティスト、全く異なるジャンルのアーティストなど、ぜひこの先も多くのコラボが見られることに期待したい。

























