五百城茉央&正源司陽子、山下美月&加藤史帆、久保史緒里&小坂菜緒……乃木坂46と日向坂46の垣根を越えた仲良しコンビ
5月19日、YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」にアップされた動画にて、乃木坂46の5期生・五百城茉央と日向坂46の四期生・正源司陽子が実はいとこ同士だという事実が五百城から明かされた。正源司もブログ内でその件に言及し(※1)、双方のファンにとって大きな話題になっている。そこで本稿では、乃木坂46と日向坂46の交流について辿ってみたい。
日向坂にとって乃木坂は“坂道ブランド”を形作った先輩であり、『日向坂46の「ひ」』(文化放送)や「日向撮」(週刊誌『FRIDAY』内の連載)など、乃木坂が担当していた企画を日向坂が引き継ぐことも多く、距離の近さを感じさせる。ここ数年は『NHK紅白歌合戦』や『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)など歌番組でのコラボはもちろんのこと、ドラマや舞台、『DreamHack Japan 2023』といったイベントなど、様々な場所で共演を果たしてきた。
また、日向坂メンバーの多くは乃木坂1期生に憧れてアイドルを目指した世代であり、先日『卒業コンサート』を開催した齋藤飛鳥は最たる例。松田好花は齋藤の『卒業コンサート』に行ったことをブログで報告し、『日向坂46です。ちょっといいですか?』(ひかりTV)での共演が思い出深かったことを明かしている(※2)。20人以上の日向坂メンバーに囲まれた齋藤の写真が掲載されていることからも、いかに彼女が日向坂メンバーにとって偉大な先輩なのかがよくわかる。
個々のメンバー同士の関係性も見ていこう。まず、先述した五百城茉央の動画では、いとこの正源司陽子について、「小さい時からお正月やクリスマス、誕生日会とかも一緒にやったりして、めっちゃ近い存在」「一緒に頑張ろうねと言い合ったりしています」と、仲睦まじい関係性であることを明かした。この話題を受け、正源司も「生まれた時からずーっと仲良しで昔から『まおちゃん!』って呼んで沢山遊んできました笑。小さい時から、いつも優しくてかわいくておしゃれで大大大好き!」と綴っている(※3)。五百城は乃木坂の32枚目シングル曲「人は夢を二度見る」で初選抜入りを果たし、正源司は日向坂の四期生楽曲「シーラカンス」でセンターを務めるなど、各グループの新世代を担う活躍ぶりを見せている。今後何かの企画でコラボする可能性も高いだろうし、新たなステージへ歩みを進めている両グループにとって良きライバルになっていきそうだ。
雑誌『CanCam』専属モデルとして仲良しなのが、乃木坂3期生の山下美月と、日向坂一期生の加藤史帆。グループのエースとして活躍している“かとした”コンビは、プライベートでも遊びに行くほどの親友同士で、『CanCam』2022年5月号では初のコンビ表紙を飾っている。2人がグループに加入したのは2016年とほぼ同期。人見知りと言いつつも、仕事に対してストイックに取り組む姿勢が共通するゆえ、波長が合っているのかもしれない。
今年4月、山下はInstagramのストーリーズに「朝連絡したら一緒にご飯食べてくれた 元気出たァ」と加藤との2ショット動画を投稿していたり、加藤は昨年6月に『プレバト!!』(TBS系)に出演した際、山と月をモチーフにして22種類の消しゴムハンコを使った「山下美月の夏」という作品を作っているなど、さまざまな場で互いの交流をアピールしている。また、加藤が今年3月まで火曜パーソナリティを務めた『レコメン!』(文化放送)では、「“かとした”コンビを知っていただきたい。2人でユニット曲とかを出すのが夢ですね」と語っており、さらなるコラボの可能性にも期待できるだろう。