正源司陽子、日向坂46 四期生を牽引する高いポテンシャル 期別曲センターやレギュラー番組で広がる“朗らかな魅力”

 日向坂46の公式サイトにて「四期生のぽかぽか写真館」と題したコンテンツが始動。トップバッターとして正源司陽子の撮り下ろし写真とインタビューが掲載され(※1)、反響が寄せられた。四期生の最新曲「シーラカンス」でセンターを担当するなど、存在感を増している“しょげこ”こと正源司。本稿ではそんな彼女に注目してみたい。

 「シーラカンス」は四期生にとって2曲目のオリジナル楽曲。爽やかな曲調で、日向坂46らしさ全開のハッピーオーラが継承されている王道楽曲だ。踊る時は笑顔たっぷりの正源司だが、1番サビ終わりの情熱的なソロパフォーマンスと、その後“駆け出していく姿”にはどこか勇ましさを感じる。

 ユニークなのは、正源司が得意とする空手の動きを1番のサビの振り付けに取り入れているところ。パフォーマンスもメリハリがあり、さすが静と動を極める武道を学んでいたメンバーだと感心させられた。

日向坂46『シーラカンス』

 2022年3月から行われた『日向坂46 新メンバーオーディション』で、狭き門をくぐり抜け、ほか11名の仲間と共に日向坂46入りを果たした正源司。四期生ドキュメンタリーでは、生き物が大好きで、活発に外で遊んでいたという幼少期について語り、得意なフルート演奏を披露するなど、早くからユニークな個性が際立っていたが、最近はグループの冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系/以下、『ひなあい』)でも存在感を高めている。

四期生ドキュメンタリー・フルバージョン「正源司 陽子」

 加藤史帆のソロ曲「男友達だから」が流れる中で、キレキレの空手の型を披露し、『ひなあい』デビューを飾ったことも記憶に新しいが、新年の大喜利企画でも爪痕を残したり、「抜き打ちカバンの中身チェック」では「雑でしょ? 性格」とオードリー 若林正恭にツッコまれるなど、愉快な笑いを巻き起こしている。先日まで放送されていた「新入生も入ってきたし、学力テストでもやっておこう!」企画では、全体で8位にランクインしてインパクトを残した。16歳ということを考えたら立派な数字だろう。

 そんな正源司は、3月から高校の新たな必修科目である「情報I」を楽しく本格的に学ぶ情報教育番組『NHK高校講座』でマヂカルラブリーと共にMCを務めている。初回では「日向坂46 四期生、チョコ好き! バレンタイン生まれの正源司陽子です!」と堂々と自己紹介。白を基調としながら赤の差し色が入った衣装にも反響が集まり、SNSでは「あの自己紹介で完全にやられました」といった歓喜の声が上がった。

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