BTS SUGA、IVE、SEVENTEEN……相次ぐ4月の大型カムバックをおさらい 新人からベテランまで、豪華なラインナップに

 4月10日、IVEとKep1erがそれぞれのキャリアで新たな一面を見せる作品を携え、カムバックを果たした。実はこの4月、2組のカムバックを皮切りに、BTS・SUGAやSEVENTEENなど、注目グループやアーティストのカムバックとデビューが続くのをご存知だろうか。韓国の現地メディアでは、このカムバックスケジュールを「4월 컴백대전(4月カムバック大戦)」と呼んでいるほど。そこで今回、4月中旬以降にリリースを控えているアーティストを改めておさらいしていきたい。

IVEは4月10日に1stフルアルバム『I'VE IVE』をリリース

IVE 아이브 'Kitsch' MV

 今や第4世代を代表するガールズグループへと成長し、世界で高い人気を誇っているIVE。彼女たちは4月10日に1stフルアルバム『I'VE IVE』でカムバックを果たした。3月27日に先行公開された収録曲「Kitsch」は、MV公開からわずか2週間で5000万回再生に迫る勢いだ。韓国内の主要音楽サイトで1位を席巻したり、本人たちの出演なしで音楽番組内のランキング1位を獲得するなど、アルバムのリリース前から大きな話題を呼んでいた。

IVE 아이브 'I AM' MV

 今作のタイトル曲は「I AM」。同楽曲は「私が行く道に確信を持つ」という人生への主体的な態度を歌った曲で、昨日とはまた違った私を発見しようというメッセージが込められている(※1)。「I AM」も、リリース直後から韓国内の各種音楽チャートにランクイン。過去にリリースした3枚のシングルのタイトル曲もチャートに浮上するなど、カムバックによってK-POPシーンにIVE旋風が巻き起こっている。

 さらに今作では、REI(レイ)とGAEUL(ガウル)がラップメイキングに参加しただけでなく、YUJIN(ユジン)とWONYOUNG(ウォニョン)が単独で作詞を手がけていることにも注目したいところ。全11曲の収録曲のうち、YUJINは「Heroine」を、WONYOUNGは「Mine」と「Shine With Me」の作詞を担当。特に「Shine With Me」はIVE初のファンソングで、DIVE(IVEファンの呼称)へのWONYOUNGの想いがつづられている。

 すでにさまざまな記録を打ち立てている彼女たちのカムバック期間に、大きな注目が集まっている。

Kep1er、4月10日に4thミニアルバム『LOVESTRUCK!』でカムバック

 IVEと同じく、4月10日にはKep1erが4thミニアルバム『LOVESTRUCK!』でカムバックを果たした。同アルバムのコンセプトは、初めて「愛」という感情に向き合った9人の少女の物語。愛する気持ちを知った少女が抱くさまざまな感情を多彩な楽曲で表現している今作は、Kep1erのより一層の成長と新たな一面を実感できる作品となっている。

Kep1er 케플러 l 'Giddy' M/V

 今作のタイトル曲は「Giddy」。ディスコパンクジャンルの同楽曲は、恋と向き合ったときめきや、「君」に強く惹かれ、愛されたいと願う正直な心が、洗練されたメロディの中に表現されている。

 このほか、恋に落ちた男女の微妙な感情を描いた「LVLY」、誰もが心の中に抱いている記憶を“City”という空間に例えて表現した「Back to the City」、愛に対する好奇心あふれる率直な感情をおさめた「Why」、愛する人とともに進む道はたとえハッピーエンドでなくとも、ずっとそばにいるという心からの愛と希望を込めた「Happy Ending」の計5曲がミニアルバムに収録された。カムバック期間の間、音楽番組などでどのようなパフォーマンスを披露するのか期待が高まる。

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