BTS RM&V&JIN、JUNG KOOK&J-HOPE、JIMIN&SUGA……組み合わせによって異なるトークの雰囲気を楽しむ

 韓国の音楽ストリーミング配信サービスであるMelOnにて、BTSの2度目となる「BIGHIT MUSIC RECORD」が公開されている。同コンテンツでは、BTS含むBIGHIT MUSICに所属するアーティストがさまざまなプログラムを展開しており、BTSは今回ニューアルバム『Proof』のカムバックに合わせて全4回の音声を届ける。

 現在公開になっているのは3回分。RM・V・JIN、JUNG KOOK・J-HOPE、JIMIN・SUGAと3つのユニットに分かれたメンバーのそれぞれのトークを聴くことができる。BTSの7人は、メンバー同士の組み合わせによって各々のキャラクターや雰囲気が異なることがある。誰と一緒にいるかによって立ち回りが違ったり話し方がなんとなく違ったり、いい意味で変化があるのだ。今回の組み合わせでは、どのような雰囲気でトークを繰り広げているのだろうか。

 まず5月20日に公開されたのは、RM・V・JINのもの。意外にも珍しいこの3人の組み合わせ。公開されたのは、“BTS年代記”と題した、これまで7人が歩んできた音楽の道のりを辿るコンテンツだ。

 初回の彼らはデビュー曲「NO MORE DREAM」を皮切りに、デビューシングル『2 COOL 4 SKOOL』の振り返りからスタートした。ラジオコンテンツで枠も決まっているからかもしれないが思ったよりも淡々と話が進んでいく。テンポ良く話す二人と比べるとVはマイペースだが、それもこの3人の中では年下であるからか、マンネっぽさが出ていてかわいらしい。長男ながら決して偉ぶらないJIN、ヒョン(兄)をしっかり立てつつもVへの気配りを忘れず穏やかなRM、自分のペースを崩さない一方でタイミングが被ったらしっかり年上に譲るVと、それぞれの良いところがわかるバランスの取れた組み合わせだった。

 続いて27日に公開されたのはJUNG KOOK・J-HOPEの組み合わせだ。違う名字だがカタカナ表記が同じことから、日本のファンからは「チョン兄弟」と呼ばれることもあるこの2人。それだけでなく、リアルバラエティ『Run BTS!』のチョコミント論争では2人しかいない“好き”派として団結するなど、これまで何度も元気な2人の組み合わせは目にしてきた。

 また、パフォーマンスの面では「Outro:Wings」のJ-HOPEのラップにぴったりと重ねるJUNG KOOKのハモリが絶妙で、コンサートで聴けるこのパートが大好きというファンも少なくないのではないだろうか。

 今回のトークでもお互いの明るさを引き出し合っており、本当の兄弟のような雰囲気だ。JUNG KOOKのリアクションがだんだんJ-HOPEに似てきているのも微笑ましい。普段は自分に厳しいJUNG KOOKも、J-HOPEの明るい自画自賛につられて共に誇らしそうにBTSについて語っていたのが印象的だ。トーク中、ずっと笑いを届けてくれた、お互いの太陽のようなコンビだった。

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