INTO1が響かせる11人のハーモニー 卒業前、初のファンミーティングで伝えた日本からの応援への感謝

INTO1、初日本ファンミーティングレポ

 4月7日、中国発のグローバルボーイズグループ・INTO1のファンミーティング、『INTO1 "GROWN UP" FANMEETING in TOKYO』が、東京・GARDEN新木場FACTORYで開催された。

 INTO1はオーディションサバイバル番組・中国版PRODUCE101の『創造営2021』で選出された中国、日本、タイなど多国籍なメンバーで構成された11人グループだ。2年間の活動期間が定められており、今年4月末で活動が終了予定。今回のファンミーティングは、グループ卒業を前に初めての日本でのイベントということもあり、大勢のINsider(INTO1ファンの総称)が会場を訪れた。本稿では昼の部の模様をレポートする。

 客席からはあらゆる言語での会話が漏れ聞こえ、世界的な人気をあらためて感じさせる。SEに合わせペンライトを振り、うちわやメッセージボードを掲げながらINTO1の登場を待つINsiderの熱気は、開演が近づくにつれ上昇し続ける。舞台裏から気合い入れの掛け声が聞こえてくると、客席からも大きな歓声が上がり、準備は万端だ。

 ステージのスクリーンには、『創造営2021』の映像や楽曲MVなどでINTO1のこれまでの歩みが描かれ、メンバーの一人ひとりをクローズアップしたオープニング映像が流された。カウントダウンが始まるとINsiderから大きな拍手と歓声が上がり、ステージにINTO1のメンバーが登場。1曲目は「更酷的世界」。ピンクを基調としたカジュアルな衣装に身を包んだ11人は、少し緊張した面持ちも見せながら、一糸乱れぬダンスと高レベルなボーカル、ブレイクダンスで会場を圧倒する。

 歓声が鳴り止まない中、「Chuang to-gather, go! 」へ。キレのあるパフォーマンスはそのままに、客席に手を振ったりメンバー同士で目を合わせたりする姿も見られ、11人から柔らかい笑顔が溢れる。観客も掛け声やコーラス・振りつけで楽曲に参加し、会場にあたたかい一体感が生まれた。

 INsiderがメンバーそれぞれの名前を呼ぶ中、「めっちゃ暑い!」「みんなも暑い?」「会いたかったよ!」と笑顔で応えながらMCタイムへ。日本語で「僕たちはINTO1です!」と挨拶し、メンバー全員で自己紹介とトークを披露。日本語を織り交ぜつつ、来日してからメンバー同士で買い物・グルメを楽しんだことや、渋谷スクランブル交差点に驚いたことなどが語られ、彼らの仲の良さと日本に来られた喜びを感じられる楽しいひとときとなった。

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