島爺&ナナホシ管弦楽団、大熱唱と大合唱で確かめ合ったファンとの絆 カロンズベカラズと共に踏み出した新章の幕開け
島爺のライブは、迫真のライブパフォーマンスとMCで流れるゆるい空気が醍醐味だ。「せっかくの空気をぶち壊すことになってしまって、buzzGさん、本当に申し訳ございません」と、“滋賀が産んだスーパースター”ナナホシ管弦楽団が再び登場。ナナホシ楽曲のカバーアルバム『G7』に収録されて話題を呼んだ「デリヘル呼んだら君が来た」が披露され、〈チェンジ! チェンジ! チェンジ! No,39!〉の大合唱だ。「IMAGINARY LIKE THE JUSTICE」「才能シュレッダー」と、惜しげもなく人気曲を続け、カロンズベカラズに繋がった、歌い手・島爺とスーパーギタリスト・ナナホシ管弦楽団の好相性をあらためて再認識させられた。
「いっときはもうこういうライブはでけへんかもなって覚悟もしましたし、まさかこんなに早く、みんなの声が聞けるライブが帰ってくるとは思っていなかった。ほんまにうれしい。皆さんの今後の人生に大きな花が咲きますように。歌ってください、任せたよ」
そんなMCから披露された本編最終曲は、「花咲か」だ。〈一花咲かせましょう 続くこの旅路を〉のフレーズが、それぞれに深く沈み込むような期間を経た再スタートを祝福しているように思えた。
島爺がステージを去るや否や、こちらも久しぶりとなった、手拍子に声が重なるアンコールが響き渡る。ナナホシ管弦楽団を伴ってステージに戻ってきた島爺は、今回はライブの恒例になっているロングMCを挟まなかった。
「今回は、僕が君らの顔を見たかっただけなんで。言葉にならない。ありがとう、うれしいわ」
最後はもちろんこの曲、どん底から力強く、しかし洒脱な“再生”を歌った「アヴァターラ」だ。バンドメンバーと全ての観客が声を合わせる〈再生のアヴァターラ〉のコールが、本公演のハイライトだった。
なんと晴れやかで、なんと暑苦しく、なんと和やかで、なんと感動的なライブだったか。カロンズベカラズという新たなプロジェクトを引っ提げ、島爺は歓声のあふれるステージに帰ってきた。次のライブはいつになるのか、“新章”はまだ始まったばかりだ。
■リリース情報
島爺
デジタルEP『G7』
2023年3月17日(金)リリース
https://linkco.re/0Dt8CfBp
<収録内容>
Tr.1: IMAGINARY LIKE THE JUSTICE
Tr.2:あの娘のシークレットサービス
Tr.3:あのこどこのこ
Tr.4:シル・ヴ・プレジデント
Tr.5:失楽ペトリ
Tr.6:デリヘル呼んだら君が来た
Tr.7:ティーチャーティーチャー
Tr.8:帰巣本能-少年by the mile-
Tr.9:ファッキン・フライデー
ナナホシ管弦楽団
デジタルアルバム『USUAL LEGACY』
2023年3月24日(金)リリース
https://linkco.re/dquX1zFZ
<収録内容>
Tr.1:初体験
Tr.2:帰巣本能-少年 by the mile-
Tr.3:ファッキン・フライデー
Tr.4:ITYNITED IDENTITY
Tr.5:Unveiled
Tr.6:OVERRIDE
Tr.7:アヴァターラ
Tr.8:サイドワインダー
Tr.9:路地裏アンダードッグ
■島爺
HP:https://butaient.com/symag
Twitter:https://twitter.com/SymaG2525
YouTubeCH:https://www.youtube.com/@symag82
■ナナホシ管弦楽団
HP:https://butaient.com/nanahoshiorchestra
Twitter:https://twitter.com/sosite_iwamikun
YouTubeCH:https://www.youtube.com/@nanakan927
■カロンズベカラズ
Official Site:https://butaient.com/caronzbekaluz
Twitter:https://twitter.com/caronzbekaluz
Instagram:https://www.instagram.com/caronzbekaluz/
TikTok:https://www.tiktok.com/@caronzbekaluz