SixTONES、今市隆二、OWV、KANA-BOON、YUKI……11月2日リリースの新譜5作をレビュー
KANA-BOON『きらりらり』
表題曲「きらりらり」は、アニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』(テレビ東京系)のオープニングテーマで、KANA-BOONと『NARUTO』シリーズのタッグは今回が5度目となる。この曲は、2014年にアニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』の主題歌として制作された「シルエット」の続きの曲として位置づけられており、 〈大事にしたいものを持って/大人になれたよ〉という一節には、同シリーズと共に現在に至るまで成長を重ねてきた彼らの歴史が滲んでいる。また、初回生産限定盤にはこれまでの歴代タイアップ曲に加えて、『BORUTO』に捧げたというバンド史上最速BPMの痛快な新曲「Everlong」を収録したDISC 2が付属。さらに、KANA-BOONのメンバーが小学生当時に放送されていたアニメ『NARUTO』主題歌のASIAN KUNG-FU GENERATION「遥か彼方」のカバーも収録。彼らから絶大な影響を受けているというだけあって、『NARUTO』およびアジカンへの愛を同時に炸裂させるようなパワフルな歌と演奏に強く胸を打たれる。(松本)
YUKI『Bump & Grind』
今年2月にデビュー20周年を迎えたYUKI。EP『Free & Fancy』(5月リリース)に続く第2弾EP『Bump & Grind』は、エッジーでポップなYUKIの魅力が前面に押し出された作品となった。「タイムカプセル」では、80’sニューウェイブを想起させる音像ととともに〈アイ・ラブ・ユー 叫んだら 喉から手が出る〉と欲望を解放させ、「My Vision」ではオルタナ経由のロックンロールのなかで、思わず“ロリータパンク”と呼びたくなるボーカルを奔放に響かせる。さらに「Oh!ベンガル・ガール」では、古き良きUKポップをモチーフにしたサウンドと〈俺が君だけの運命さ〉とロマンティックな感情を映し出す。恋すること、自分らしくあること、楽しさを率直に求めることの素晴らしさが真っ直ぐに伝わってくる作品だ。(森)
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