乃木坂46、“アニメ好きメンバー”の躍進に注目 賀喜遥香、田村真佑、伊藤理々杏ら……作品ファンだからこその反応も
グループを卒業したOGに目を向けてみると、生駒里奈もアニメ好きなメンバーだった。2017年1月9日放送『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』(テレビ朝日系)でもアニメへの思い入れを語りまくり、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』の主人公、ウィスタリオ・アファムの声優に抜てきされた際にはInstagramで「賛否両論当たり前!!」「誰よりもびびって泣きそうなのは私!」と独特の言い回しで、アニメファンとしての気持ちも理解しながら、好きな作品に関われる喜びを投稿していた。
同じくOGの松村沙友理は、2014年4月30日配信のWEB『アニメ ダ・ヴィンチ』の記事のなかで、「物心ついてから、起きてから寝るまでアニメ漬けの生活を送っています」とこれまでを思い返し、声優の演技にも触れながら当時注目のアニメをセレクトしている(※2)。
OG・現役含め、アニメ好きのメンバーの発言や行動には、アイドルとしての立場もわきまえながら、純粋にファンとしての本気な気持ちが溢れているように見受けられる。その姿勢はしっかりとその作品の関係者やファンにも伝わり、個人が注目されるきっかけにもなるはずだ。
乃木坂46は、TVアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のオープニングテーマ「月の大きさ」、アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』の主題歌「今、話したい誰かがいる」といった作品の世界観をリンクさせた楽曲も発表するなど、アニメとの親和性も深いグループである。今後も乃木坂46が、グループとして、そしてメンバーとしてどのようにアニメにアプローチしていくのか楽しみである。
※1:https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/100320?ima=3356&cd=MEMBER
※2:https://ddnavi.com/interview/192746/a/