乃木坂46、“アニメ好きメンバー”の躍進に注目 賀喜遥香、田村真佑、伊藤理々杏ら……作品ファンだからこその反応も
アニメ好きのメンバーが多いことで知られている、乃木坂46。特に最近、話題になったのが7月2日配信『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲カバーでしょdeショー!!』に出演した伊藤理々杏だ。父親の影響でアニメ好きとなり、幼少期は『ドラゴンボール』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『ONE PIECE』にハマったという。なかでも『ONE PIECE』の主人公であるモンキー・D・ルフィをリスペクトしているそうで、意見をしっかり言えなかった自分とは真逆の性格であるルフィに刺激を受けて、「私も変わろう」と決意。以降は前向きな性格となり、学生時代は生徒会長にもなったと語っている。伊藤は、『乃木坂お試し中』(TBSチャンネル1)でもMCをつとめており、はつらつとした進行をおこなっているが、そういった元気な印象の背景には“ルフィ好き”があるのかもしれない。
田村真佑、賀喜遥香はYouTube、TikTokでアニメのキャラクターのコスプレを披露。昨年9月24日配信『乃木坂配信中』の企画動画では、コスプレグッズが並ぶショップを訪れ、「ねえ見て! 『呪術廻戦』(の衣装が)ある!」「え、(狗巻)棘くんあるかな?」と瞬く間に夢中に。さらにお互い「推しのコスプレはやりたくない、汚したくないから」というマイルールも口にするなど、“アニメ愛”を語った。さらに今年6月11日には『SPY×FAMILY』のコスプレにも挑戦。賀喜がヨル・フォージャー、田村がアーニャ・フォージャーに扮した動画は80万回以上再生されている(7月9日時点)。ふたりは乃木坂46の公式TikTokにも登場し、そのコスプレのクオリティの高さにファンから驚きのコメントが多数投稿された。ほかにも『文豪ストレイドッグス』の聖地巡礼をおこなうなど、“実体験型”でもアニメを楽しんでいるようだ。
岩本蓮加は、アニメのレコメンダーとしての才能を発揮しつつある。今年2月、デビュー10周年を記念して配信された『乃木坂46時間TV』内の個人企画コーナー『乃木坂電視台』にて、「マストアニメを語り尽くす!」と題してオススメのアニメを愛情たっぷりに紹介。『ハイキュー!!』について「超王道の青春スポ根バレー漫画」と称し、胸が熱くなったエピソードをわかりやすく解説。そして「『ハイキュー!!』は名シーンの宝庫。選手もコーチも全員、名言しか吐かない」「『下を向いていてはダメ、バレーは常に上を向くスポーツだから』という台詞がアツい」など、アニメの見どころを振り返りながら作品を分析した。ほかにも『かぐや様に告らせたい』のキャラクター、四宮かぐやの魅力などを次々と話すなど、こういったアニメ紹介を通して、今後はアニメ好きな部分を表に出して活躍していきそうだ。
今年加入した5期生の井上和は、公式ブログの6月3日投稿分のなかで、カラオケに行ったとき3割はアニソンを歌っていると明かしており、好きなアニメについても「最近の作品で一番のヒット作は『86』です 見ながらボロボロ泣いてしまいました 強くて切なくて、涙あり笑いありの感動する作品です!」などと熱弁。「書きたいことが沢山あるけど長くなってしまいそう」とまだまだ語り足りないという様子がうかがえた。凛としたビジュアルで脚光をあつめ、表紙をつとめた6月22日発売の漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)では、「これからの時代を彩る逸材」と絶賛されているが、アニメのことを話し始めると意外な素顔があらわれるのかもしれない。